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淡々後漢書  作者: ンバ
第十七、岑彭伝
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49/102

十八、まとめ

18.

熙卒,子福嗣,為黃門侍郎。


(訳)

岑熙が卒すると、

子の岑福しんふくが嗣ぎ、黄門侍郎となった。


(註釈)

岑彭伝はこれにて終了。


最後に、ンバの個人的な岑彭評です。



戦闘 ★★★★★★★★★ 9


○小長安(VS漢軍)

●宛(VS劉縯)

○淮陽(VS李聖)

○淮陽(VS徭偉)

○河北(VS王郎)

○雒陽(VS朱鮪)※朱鮪を説得する

○犨・葉

○杏(VS許邯)

△堵郷(VS鄧奉・董訢)

○小長安(VS鄧奉)

○黄郵

△鄧(VS秦豊・蔡宏)

○山都

○阿頭山(VS張楊)

○黎丘

○東の山地(VS秦豊・蔡宏)

○宜城(VS趙京)※戦わずして降伏

○?(VS辛臣)※戦わずして降伏

○黎丘(VS田戎)※大将の伍公が降伏

○夷陵(VS田戎)

○?(VS秦豊)※3年で9万を斬首

△天水(VS隗囂)

●西城(VS 行巡・周宗)※糧尽き撤退、岑彭殿軍

●江水(VS 任満・田戎・程汎)

○江水(VS 任満・田戎・程汎)

○平曲

○黄石(VS侯丹)

○武陽

○広都


29戦23勝3敗3分


最初の棘陽での逃亡劇は

黒星に入れるのは酷かなぁ、と

思って外しました。

江水は最終的に完勝してるので

黒星は、食糧が尽きて

どうしようもなかった二回のみ。


蜀攻めの時の神速の用兵がとにかく凄い。

暗殺されてなかったら

そのまま成都落としてたと思います。



戦略 ★★★★★★★★ 8


岑彭は頭もいい。

秦豊戦では捕虜をわざと逃して

声東撃西の計略で勝利しています。

武陽を抜いた時も

虚を突く形で一気に

公孫述の喉元まで迫っていました。



内政 ★★★★★★★ 7


新王朝の棘陽の長。

更始帝政権下で潁川太守。

刺奸しかん大将軍として

各陣営の督察を担当。

荊南の各太守を纏める手腕も見事。

益州攻めでは益州牧を代行し

攻略した郡の太守役をその都度務めた。

統治能力も高い水準にありそうです。


人格 ★★★★★★★★ 8


劉縯への恩返しのためなら

我が身をなげうつ所存、とか

朱鮪を説得するシーンが

あまりにもカッコよすぎる。


略奪を行わないクリーンぶり、

死後、蜀で廟が立てられたり

遥か彼方から帰順を申し出る者もいた。


こんなイイ男を、暗殺なんて

汚いやり方で殺しやがってぇ。

呉漢が激烈な報復に出たのも

いけないことだけど……頷けてしまう。


さすが雲台二十八将の上位だけあって

素晴らしい男でした。

諸葛亮が、

「光武帝の配下はみんな韓信レベル」

と言っていたのも納得です。


これにて岑彭伝を終わります。


wikipediaの「岑彭」の記事も

大量に書き足しておきましたので

よかったら読んでみてください♪


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