34 武器、防具の質を見るのって難しいんだよ?
「良さそうなの?」
「ぶっちゃけ、わからん。
現実ならある程度目利きが効くけど…」
「ここで、データの弊害が出るなんて運営も困ってるでしょうね。」
ま、だろうな。
しっかし、ほんとにどれが良いんだろうか。
「とりあえず、プレイヤーの店にも行くか?」
「…そうしましょう。
そういや、これってどれぐらいの値段がかかるのかしら?」
「えっと…
18万っ!!たっか!!」
「えぇ…
私の所持金の殆どがなくなるじゃ無い…
まあ、そこまでして揃える必要はあるわけね。
N…現地人でこれならプレイヤーではどれぐらいかかるのかしら?」
「はぁ…
これなら先に防具を揃えるか?
防具は初期装備のそれだと少し弱いからな。」
「そうね…
皮の鎧と、皮のブーツの値段は…あ、3万なのね。
思ったよりも安い…。」
「それが終わったら帰るか?」
「えっと…あそこ?」
「説明が大変だ…。」
ぶっちゃけ、知られたく無いしな。
だから遠回しな言い方になる。
「まいどあり。」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「ふぅ、買った、買った。」
「それを全部俺に持たせるのはどうかと思うぞ?」
「まあいいじゃない。
けど、3万Gかぁ…
稼ぐのにどれぐらい必要なのかしら?」
「職業ボーナスと最初に渡される金で序盤はやりくりしてくださいっていうのが本当のところだけどな。
まあ、3万稼ぐのだったら…スライム30体倒してギルドに納品しなくちゃならないだろ。」
「ギルドね…ギルド…
そういや、それってどんなところなの?」
「簡単に言えば仕事の斡旋所。
他にも、モンスターを倒したときにドロップする魔石というアイテムを持っていったら換金してくれたりする。
俺らは登録してないから仕事の斡旋はしてくれないけど魔石の売却は可能だぞ?
最も、手数料で幾らか引かれるけど。」
「現実重視ね…。
もう少し、ふわっとした感じにならないのかしら?」
うん、ゲームでも現実の生々しいところを見せられると思うところがあるよな。
けどさ
「完全なるゲームだぞ?これ?」
「?…ああ、タイトルね。」
委員長さんも聞かなさ過ぎて忘れてたなこりゃ。
「はぁ…
あ、一回魔法使ってみようかな?」
「あ〜、とりあえず使うか。
どうやって戦力に組み込むのか考えなくちゃならないし。」
「それもそうね。
それなら平原まで行ってから使ってみましょう。」
「そうだな。」
と言うわけで、俺たちは平原に行くことになったとさ
ちゃんちゃん。
ゲーム初プレイ時に取得される金額は10万G(Gは通貨の単位です。物価的には1G1円ぐらいです。)
あとは、ほとんど金にならない初期装備が手に入ります。




