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悪役令嬢、亡命して国家魔術師になる  作者: 星空月夜
ルート2マギラ王国と国家魔術師試験
13/23

応募とチョコ

お久しぶりです!投稿遅くなってすみません。総合評価90ポイント越え!

あの宿屋、完全に冒険者向けに作ってあるとしか思えないんだけど。立地が良すぎる。私は早速ギルドに入り、情報を集めることにした。ギルド内は流石王都と言うべきか、明らかに他の街のギルドより広かった。


「聞きたいことがあるんですが・・・・・・」

「はい、何でしょうか?」


国家魔術師試験について聞きたいと言ったら、なんと、役所に行ってくれ、と言われてしまった。これじゃあ、たらい回しじゃないですか。嫌になっちゃう。はああ。せっかくギルドに来たというのに、追い出された。役所は王都の中心と門のど真ん中にあるらしい。どれだけ歩かされるんだよ。私は。


次に私は役所を訪れた。役所の壁には国家魔術師試験についての張り紙がされていた。ギルド職員が言っていたのはこれのことか。


張り紙によると、試験日は一ヶ月後の五月一日の午前九時から。内容は筆記試験・攻撃魔法の試験・魔法薬学の試験・魔道具組み立ての試験・面接。うん、予想通りだったよ。魔法関連の試験と言えばこんな感じだよね。


私はもっと情報を集めるために役所に入り、詳しい話を聞いた。


役人さん曰く、試験の一週間前までに使える属性や魔力量、名前、年齢、出身国などの個人情報を書いた書類を送り、審査が通ったら、王宮から受験カードが送られ、当日それを持って試験を受けることになるらしい。書類は役所が作ってくれるため、私は役人さんに質問されることに答えていった。火、水、風、地、闇、光の六属性全てを使えるって言ったら、驚かれたよ。書類審査では応募した人数の約一割しか通らないらしい。え、厳しい。


試験当日の流れとしては最初は筆記試験だ。魔法の歴史や古代文字の翻訳、どの呪文でどんな魔法攻撃ができるのかを回答していくらしい。次に魔法薬の試験。材料は事前に用意されているため、提示された魔法薬を正しい手順で、正しい材料でいかに早く調合できるかを競う。三番目が魔法道具の組み立ての試験。これはどれだけ早く魔道具を組み立てられるか競う。組み立てる魔道具は決まっており、数秒聞くだけですぐに眠れる睡眠オルゴール。次に攻撃魔法を披露。で、最後は面接。


「あの、年齢制限とかはないんですか?」

「はい、亡命者枠ならば年齢制限はありません。一般だと魔法高等学校卒業者でないと受けられないので、十八歳以上でないと受験不可となりますが」


役人さんが書類を出しておいてくれるそうだから、私は訳書を出て、王都観光を開始した。どこからか、美味しそうなパンの匂いがする。匂いのする方に行くと、露天のパン屋がいた。ぽっちゃりおばちゃんがパンを売っている。絶対うまいに決まってるじゃん。よし、買おう。むしろ買わなきゃ損では?


「おばちゃん、おすすめのパンはどれ?」


おばちゃんは人の良さそうな笑みを浮かべながら商品の説明をしてくれた。全部おいしそうに聞こえてきた。今はサクサクするものが食べたい気分だから、クロワッサンにしよう。


「クロワッサンを五つで」

「はいよ。毎度あり」


紙袋からパンを取り出し、一口齧る。外はサクサクで中はモチッとしている。理想のパンだね。パンを食べながら、私はとある店を見つけた。私の大好きなあの専門店。甘くてほろ苦くて、フルーティーなあのお菓子。


「チョコ専門店・・・・・・!」

おしえて、レインちゃん!

?「最近寒くなってきたね」

レ「ついに気温の話をし始めたよ」

?「次回の投稿でちょっとお知らせがあるからね。あんまりおしゃべりできないのだよ」

レ「は?」

?「めっちゃレインちゃんに関係あることだよ」

レ「なんだろう?」

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