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「使いすぎですかね、3日は安静ですよ?」



「あー、秋は重いもんが多いからなぁ。バチ当たるのは初めてだ、痛てえもんだな」



「3日はがっつり冷やします。様子見て今度は暖めながら少しずつ動かしていきましょうね」



「助かったわ。風呂は?」



「駄目です。まず動けないでしょうが。俺が居るうちにトイレ行っときます?介助しますよ?」



 じーさんで介護は経験済みです。あれこれやって奥さんに湿布を渡す。朝晩交換してくださいね。



「なあ、ついでに相談なんだが。アザって消えるかい?」



「アザ?生まれつきなら難しいですね」



「子供の頃に火傷してな、傷跡が消えねえんだよ」



「あー、皮膚の状態は?ひきつったり波打ったような感じ?変色だけですか?」



「少しかさついてるか。赤みが強いんだ。腕に広がっててな、夏でも長袖着て隠してるんだが可哀想でな」



「何年くらい経ってます?」



「ちょうど10年だ。16の俺の娘だ。年頃なのに気にしてあまり外にも行かなくてな」



 とりあえず会わせてもらいました。可愛い女の子です。少しオドオドして診察に躊躇してる。コンプレックスになってるか、無理もない。

 傷跡は広範囲でケロイドにはなってないけど、鮫肌のようになってかさついてる。摩擦でも痛いんじゃないか?

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