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ギルドです。今度は相談窓口にてガウスが対応中。個別契約とかはここで書類提出するんだと。特許みたいのもあるらしい。
今回はレシピと一号店だという権利?を売買する形になる。まあ技術いらないっちゃあいらないよな、料理人なら出来て当然だもん。包むって。
ガウスとギルド員が契約内容を話してる間、俺は暇です。俺の仕事は出来上がった契約書類に不備はないか確認してサインする事。
奥にいたギルド員に頼んで買取りしてもらう。実際気の遠くなった数の蜂の針、弓は使えない俺には要らん物。小遣い位にはなるだろう。
昼前だから人は少ない。少ないけど視線ばっちりなのがなんとも気まずい。チクチクしますよ。ギルドが声かけろとか言ったせいだ、よけいなことしやがって居づらくなったじゃないかくそー!
「アイリスさーん、聞こえてます?契約内容の確認してほしいのですが」
「ああ!はい。ちょっとギルドに対する恨み辛みを頭の中で遠慮なく呟いてました。
あ、貴方に対してではないですから驚かしてすいません。書類下さい」
窓口受付の兄さんにギョッとされたが貴方には恨みはないよー。
どれどれと書類とにらめっこ。揺れる紙の端に釣られたネオの手が下から出てきた。
これこれとブロックするけど再度アタック開始。
ほれほれと自分の髪を前に垂らしてお誘いすると、ターゲットは紙から髪に変更された。契約書類に皺付ける訳にはいかんしな。
膝の上でいごいご遊んでるネオを構いながら確認終了、サインします。ギルド員が最終確認して手続きをしに奥に行ってる間ガウスと雑談。
ジャーキーで釣ってガウスの膝の上にネオを移動、ちょっと面倒見てもらい針の買取りを済ました。そこそこ良い値段でした。ローブ購入資金にまわそう。
無事に契約完了!今晩からメニューに載せるんだって。頑張れー。
なんかギルドに行ったらいろいろと捕まるかと思ったけど、そんなこともなくスムーズに出れた。相談窓口は入り口すぐ横にあるから気付かれなかったのもあるか。
そんな俺に気づいたのかガウスがニコニコして説明してくれた。
「アイリスさんギルド苦手でしょう?今回は私の名前と市民カードを使って話してたので気付かなかったのだと思いますよ。
針を買取りされた時も契約と同時進行にしてもらったので、買取り契約はアイリスさんでも書類の動きは私の名前が邪魔していたというか」
成程!事情を説明してたから気を利かせてくれたんだ。




