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「俺が他の所で教えたとして問題は?」
「契約内容を伝えて下さい。おかずを包む、甘い餡の一号店はすでにあると」
「でも我々だけで交わした契約ならいくらでも誤魔化せるのでは?」
「ですのでギルドを通して契約を交わします。他所が一号店を騙っても罰則がきます」
うわっ、ギルド入るのか。俺を会員にしたがってるって言ってたよな、正直嫌だな。面倒なことになるかもしれない。でも契約金を受けとるなら安易なことしちゃ駄目だよな。
「分かりました。我儘を1つ。契約はこの町を出る前日でいいですか?ギルドに関わりたくない事情がありまして」
「ああ、客から聞いてるぞ。とんでもない獲物持ってきた旅人ってあんただろ?
ギルドに来ないからやきもきしてるらしい。ここに泊まってるのは知られてるしな。押し掛けてくるかもしれんな」
なんで宿泊先知られてんの?顔に出たのか、バランは無言でネオを見て、食堂ホールを見て俺を見た。客から情報流れたのね。
ま、いっか。針も処分したいし。
「なら2日後にしましょうか。売りたいものもありますし」
「わかりました。そんなに早く出発されるなら5万ほど追加しましょう。昼前なら人も少ないでしょう、よろしくお願いします」
「こちらこそ、ありがとうございます。ではバランさん、続き手伝ってくださいー」
「あいよー」
昼食までには包み終わりました。契約金のおまけにジャーキー袋に一杯追加されました。
ネオったらおねだり上手なんだから、よくやった。




