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余分3兄弟

 ギルドから正式に依頼があったトカゲの内臓を売ったついでに薬師さんと仲良くなったり、セト君の背が少し伸びたり、宿で動物のお客さんが増えたりとのんびり過ごしてました。

 そんな時に現れたちょっとVIPなお客さん。そこそこの大きな商店の奥様でした。



「初めまして。ギルドの紹介で伺わせてもらいました、バッカム商会のラライナと申します」



「簡単な内容はギルドの依頼書で読みました。お嬢さんの皮膚病についてでしたね」



「はい。娘は10歳になります。去年から顔にできものが出始め、今は胸元や背中にも。赤くなり酷いところは膿が出ることもあります」



「何かにかぶれたり、虫や毒草に触れたりしてませんか?」



「いいえ、基本家から出ない子なんです」



「この街の薬師には?」



「診せました。でも皆さん食事を質素にとか、運動をとか言うばかりで話になりませんの。塗り薬はありましたが効能の薄いものでした」



 ん?この街の薬師さん数人に会ったけど、皆さん目利きだったぞ?気さくに話してくれた内容も勉強になるものばかりだったし。

 そんな彼等がそろって同じ診断ならそれが答えじゃない?



「とにかく会ってみないと始まりません。ご自宅に行きましょうか」



 思春期の女の子で顔にニキビはコンプレックスになっちゃうしな。

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