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 毟った葉っぱは後で蒸してから乾燥させる。枝は夜営の時の薪として袋にポイポイ。

 次はゼゼラの木。落葉樹で今は開花真っ盛りで良い匂い。



「可愛い小さな白い花でしょ?花が散ったら大きな莢がいっぱいぶら下がるんだよ。

 豆は一粒5cm位が5個入ってる。食べても美味しいし、乾燥して粉にすると小麦粉とはまた違った風味があって美味しい。栄養沢山あるんだ。夏に収穫するからポタージュにしようね。

 薬としては樹液です。秋に採るんだけど毒素を体の外に出す働きが強いんだ」



「悪いキノコ食べちゃったりした時に飲むの?」



「そうそう。虫や蛇とか毒を持ってるのは沢山いるから、そんな時にね。他にも体の中で出来ちゃった毒も効果があります」



「木を切ってとるんですよね?痛くない?」



「痛くないらしいよ。あちこち切って沢山樹液を採らないと駄目なんだ。木が栄養を蓄え過ぎてるから樹液を採って栄養不足にしないと冬前に葉っぱが落ちなかったり、まだ寒いのに新芽が出てきちゃって逆に体調が悪くなるんだって」



 じーさんに、こいつはいじめられるのが大好きな木なんだって教えられた時、木にも趣味嗜好があるのかー、こいつはドMなのかーと思った。

 もっときってーって言われた時から遠慮なくザクザク切ってます。

 自然界では解毒作用があるのを知ってる動物達が皮剥いで幹をかじって舐めてるそうな。天然のお薬ですな。

 


 良い匂いーと喜ぶセト君と異常がないか確認。ひたすら葉っぱをワサワサします。

 ワサワサ。よし、次!

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