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「ではお二人に説明します。まずリジーさんは基礎体温が低めのようですので、それを改善する薬草茶を出します。今飲んでる薬もそのまま続けてください。体温が上がるだけで色々改善していくので。

 この紙に書いてあるのは生理周期と交渉した日です。

 円で囲ってる日は妊娠しやすい日です。それ以外でなさっても妊娠することは無理だと思ってください。絶対ではありませんが。

 お二人の交渉した日は回数も少なくタイミングもずれてます。出来なくても仕方ないでしょう」



 排卵日とか知らないと分からないよね。学校の保健体育授業レベルでの講義を男女別で図解しながら説明。

 タイミング合わなけりゃいくらしたって妊娠しない。奥さんの努力だけじゃどうしようもないんだよと旦那さんに理解させないと、奥さんが可哀想だ。



「次にバルスさん。まず疲労回復に努めてください。そして先程の説明を踏まえてもっとリジーさんに寄り添ってあげてください。一人で妊娠はできないんですよ?」



 こちらではストレスという認識はないから精神的疲労の説明。男性だと勃起不全の症状がでると話すと頷かれたけど、女性だと酷ければ生理が止まると話すと驚かれた。不順になるだけでも大変なんだよー色々と。

 女性だけの問題じゃないんだと懇懇と説明。種が悪い可能性も説明。段々とバルスさんの顔色が悪くなってきた。



「とまあ、不妊についての説明はこのくらいですね。

 出せる薬は先程の体温を上げる薬草茶、それとバルスさんに軽めの強壮剤を出しましょう。タイミングの合うときに出来なければ意味ないので。

 それでも無理なことはあります。その時はこれからお二人でどう進んでいくのか、じっくりお話しされたらいい。

 バルスさんのまずされることは、リジーさんの精神的負担を軽くしてあげることです。二人の問題です、支えてあげてくださいね」



 途中から泣き出したリジーさんを抱き寄せて小さく何度も謝っていた。

 

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