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そうこうしている内に次朗もとい犬がやってきた。
次「月美ちゃ~ん♪持って来たよ~ん」
犬はテンションMAXだ。
月「うわっ…うっざ」
月美の一言により灰とかした犬はてけてけかえって行った…
光「まっこれで取れるかな……あれテープないじゃん?」
あの犬が持ってきたものにはテープはなかった。
光「まあしょうがない棒で引き寄せて……………くそっなかなか引っ掛からねぇ」
なかなか届かないので俺は地べた這いずり手を伸ばした。
月「ちょっ…あんたそんなに手を伸ばさなくても…」
珍しく心配してくれてるらしい
だが余裕だこんなの
そしてカギを手にした
光「よし、取ったぞ」
後は手を引き抜いて……………
光「………」
月「あれ?どうしたの?」
光「……抜けない」
今日は最悪な日になりそうだ。