気付いたら準備万端
そんなこと……準備、討伐、稽古を繰り返していたらファミリーはとんでもないツワモノ揃いになっていた。
現在のステータスはこんな感じである。
江之島ナツ(半神)
HP→9,999
MP→∞
攻撃 →9,999
防御 →9,999
魔法→9,999
スピード→9,999
運→9,999
固有スキル いろいろ
◯【肉体強化】
◯【魔法全属性】
◯【予知】
◯【マップ】
◯【収納】
◯【語学】
◯【転移/転送】
◯【コピー】
◯【クリエイト】
◯【神眼】
◯【時間停止】
◯【タイムリープ】
◯【譲渡】
◯【支援】
◯【飛行】
◯【認識阻害/認識変更】
◯【その他】
※基本的に極
所々なんかやっつけみたいな表現になっているのはどうかと思う。
なんだよその他って。
一ノ瀬アキ(半神)
HP→1,600
MP→3,500
攻撃 →600(+1,200)
防御 →1,900(+1,000)
魔法→3,500
スピード→700
運→999
固有スキル 博愛
魔法属性 水、聖
◯【肉体強化】
◯【予知】
◯【収納】
◯【語学】
◯【支援】
◯【コピー】
◯【マップ】
石川仁桜
HP→3,000
MP→1,500
攻撃 →1,500(+2,200)
防御 →1,100(+2,000)
魔法→900
スピード→2,500
運→999
魔法属性 火、水、雷、聖
◯【肉体強化】
◯【予知】(極)
◯【収納】
◯【語学】
◯【支援】
◯【飛行】
◯【コピー】
◯【マップ】
篠田健司(神友)
固有スキル 援護
HP→1,600
MP→800
攻撃 →1,800(+800)
防御 →1,200(+500)
魔法→600
スピード→800
運→999
魔法属性 火、土、雷
◯【肉体強化】
◯【予知】
◯【収納】
◯【語学】
◯【飛行】
◯【コピー】
◯【マップ】
旭川ひかり(剣姫)
固有スキル 献身
HP→1,500
MP→1,500
攻撃 →1,500(+1,000)
防御 →1,200(+1,000)
魔法→1,700
スピード→500
運→999
魔法属性 水、炎、土、聖
◯【肉体強化】
◯【予知】
◯【収納】
◯【語学】
◯【飛行】
◯【コピー】
◯【マップ】
全員が人外の力を持っている。
ナビィ曰く「一人一人が勇者の力を持っている」そうだ。
コピーに続いて全員が【マップ】も覚えたのでさらに殲滅スピードは上がり、もはや無双状態である。
そして我々以外への魔力解放も進んだ。
日本だけでなくアメリカ、ロシアを手始めに友好関係にある国から魔力解放を進めていたのだ。
国が推薦する人間とオレが面談。
神眼で人物調査をしてクリアした人にだけ魔力解放を施していった。
もちろんその前に家町総理のほか、吉野さん、風間さん、黒澤さんの三賢者は覚醒済である。
ほかに日本では沢野、福田の自衛隊特殊班ツートップ、その直下の6人が覚醒している。
これからは6人の直下から有望な隊員を選んでもらい、神眼鑑定ののち、さらに覚醒者を増やす予定である。
国外ではアメリカのカーター大統領、ロシアのイワンコフ大統領のほか、それぞれの側近、両国の軍隊のキーマンも審査を経て覚醒している。
カーター大統領の側近で以前アラームが鳴った人はやっぱりダメで、そのことで一悶着あったがカーター大統領が即時更迭を決め、その後の身辺調査の結果、見事に真っ黒だったのでそのまま逮捕されるという形でサヨウナラした。
ともあれ残りは2カ月だ。
この調子だとかなりの戦力が整えられそうだ。
――――――――――
出てくるモンスターだが、いまだにやってくるのはゾンビばかりである。
こちらの戦力が大幅に上がっているので今となっては歪みも簡単に対処可能になっている。
「ナビィ、これいつまでソンビなんだ?」
「おかしいのよねー♪ 前は割と早くに定番ファンタジーのモンスターに変わったんだけどなあ♪」
「まあ楽だからいいけど」
それを聞いたアキがポツリ。
「もしかしてだけど。瞬殺しすぎてて魔素が増えてないんじゃないの?」
「「「「「それだ!(♪)」」」」」
聞けばこれまではゾンビ制圧にそれなりに時間がかかっていたとのこと。
あまりに効率よく倒してきたのでソンビの出番が終わらないようだ。
過去の救世主たちとはかなり展開が違うが、このままイージーモードが続くとは限らない。
備えは大事だ。
とか言ってたらモンモニがいつもとは違う反応を知らせてきた。
「このタイミングで別種だよー♪」
「フラグになっちゃったな」
別種が出る場所は沖縄。
それも過去データにはないモンスターのようだ。
「他のエリアはゾンビだ。今まで通りに対処できるよな」
オレの発言に師匠とアキが反応する。
「一人で行く気か?」
「それはダメだよ」
「いや、オレが抜けるだけでもかなり痛い。これ以上は沖縄に戦力を割くべきじゃない」
「どんなモンスターが出てくるかわからないのに!」
「気持ちはわかるけど100%大丈夫だと思うの♪ 振り切ってるから数値には出てないけど、もはやナツくんの力は伝説の救世主たちに並んでると思う♪」
ナビィがぶち込んできた。
「もしかしてそれって英雄神になったツバメさんとかのこと言ってる?」
「うん♪」
「いやオレ、ゾンビとしか戦ってないんだけど」
「鍛錬がハンパない♪」
「いやそれって剣道だし」
「それがどうやらね、剣道って魔力トレーニングにめちゃくちゃ影響あったみたいなのよね♪」
毎日の心を込めた素振り。
凄まじい集中力。
丹念な反復練習。
そのどれもが魔力トレーニングの真髄であり、日々その力を練り上げていたようだ。
「実感ないけどなあ」
「ヤバすぎだよー♪」
そこにカーターから直電がかかってた。
最近多いのよ。
アメリカ大統領から直電ってビビるからね。
『ナツ、新種のアラートが来たぞ』
「そうなんです。沖縄はオレが直接対応しようと思ってます」
『ナツが抜けるとキツいだろ。こっちの覚醒者を回すから使ってくれ』
「いいんですか?」
『そろそろ実践を積ませたいタイミングだ。ソロはキツいだろうからペアにするか、自衛隊の先輩覚醒者あたりと組ませてくれ』
「ありがとうございます!」
それを聞いたアキがニヤリと笑う。
「アメリカから強力な増援だね。ナツには私が付いていくからよろしく」
これは言っても聞かないやつだな。
「わかったよ。師匠、篠田、ひかりさん、面倒かけますがいつも以上に他のエリアのフォローをよろしくお願いします」
「「「了解」」」
さて、計測不能の反応か。
どんなモンスターが現れるのか楽しみだ。




