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春花さんには何が何でも幸せになって欲しい



ある日曜日のお話、夕方の礼拝も終わり、そのあとの教会行事が全部済みました。私は世田谷に住んでいたので、アラキさんが桜上水の駅まで送ってくれました。突然、「春花さんには何が何でも幸せになって欲しい」と抱きしめて来ました。失敗したことに、教会の人に目撃されていました。五十代の夫婦でした。


夕方の礼拝後も教会に残って活動しているのは、青年部の若い人が中心でした。五十代の夫婦はお昼すぎに帰ったはずでした。何か用事でもあって教会の近所にいたのかもしれません。


当時の私はと言うと、朝から晩まで、日曜日を教会で過ごす事が多かったです。いつもだいたい朝九時から夕方七時ぐらいまで、教会にいました。


運命の日、それは2009年の1月の中頃、私はその日曜日も七時ごろまで教会に残っていました。アラキさんも残っていました。アラキさんは、いったん教会に通い始めると、とても熱心になったので、私と同様、朝から晩まで教会で過ごしていました。




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