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魔力量が半端ないっす  作者: 九条
第1章 miaka~転生~
10/51

アクの強い先生でした

遅くなってすみませんm(_ _)m


これからもっと不定期になるかもですが、よろしくお願いします<(_ _)>

翌日。

とうとう先生との御対面です!


うーん、どんな人かねぇ?

ウキウキしながら噂のアノ人(自分が勝手に盛り上がってるだけだけど)が待っているという部屋のドアをそろ〜っと開けてみる。

すると中には‥‥‥メイドさんを口説いてるインテリメガネのイケメンがいた。しかも無表情。

え?なんで?なんでこの人メイドさん口説いちゃってんの?メイドさん困ってんじゃん!

‥‥‥と、いうことで、


「ねぇ君〜、かわいいね〜。給仕なんていいからお茶しない?(棒読み)」


「し、仕事中ですので‥‥‥こ、困りますっ」

私の前世からの持論なんだけどさー、ナンパってしてもいいけど嫌がってたり困ってる子にやるのはダメだと思うんだよね〜


「ねぇ君〜、かわいいね〜。給仕なんていいからお茶しない?(棒読み)」

「い、いや、その〜‥‥」


う〜ん、やっぱ困ってるよね。

それに何気にイケメンメガネ(無表情&棒読み装備)、さっきと言ってること同じだし。

誘い文句さえ考えるのが面倒臭いならナンパなんてやんなよ。相手に失礼。

そんな失礼野郎には素敵な踵落としをプレゼント☆遠慮なんて、ダ・メ♪


「テイヤーーっ!」


「(ひょいっ)‥‥‥仕事中でダメなら仕事が終わってからならどう?オレ、一目惚れしちゃったよ〜(棒読み)」


!?ナニをぅ!?この蹴りを避けるなど!?

しかもそのままナンパを続けるなど‥‥‥なんたる屈辱っ!

〜〜〜っ!一発をぶちこんでやる!

これでも前世は『赤鬼』で恐れられてたんだしっ

とりあえず首を手刀で狙ってみる。意識を刈り取ろうという魂胆だ。


「チョーップッ!」


「‥‥‥なら連絡さ‥(パシッ)‥ん?誰でしょう?私に手刀を叩き込もうなんて」


今までの攻撃気づいてなかったんかい!

‥‥‥‥ある意味尊敬できる集中力だな。


「ああ、貴女ですか。ミアカ・バーデルですよね?私が今日から教師となる、ダント・デルルモンドです。宜しくお願いしますね?」


「‥‥‥‥‥‥宜しくお願いします。」


コイツかよ!?よりによって人ん家のメイド口説いてんのが教師かよ!?

‥‥‥宜しくできる気がしない。むしろダント、先生なんて呼べるか分からない‥‥‥

ああそうだ、何でメイドさんを口説いてたか聞いてみないと。


「ダント先生。何でメイドさんを口説いてたんですか?」


「貴女がなかなか来なかったもので。そういえばこの間読んだ資料に『なんぱ』というものがあり好奇心がちょっと刺激されまして。」


何の資料読んだんだよ、この人!?

呆れて半目になっていたらダント先生が話を逸らしてきた。


「ゴ、ゴホン。それより予定は結構切羽つまっているのです。早速勉強を始めましょう。」


うまく誤魔化しやがって、ダント先生め。

まあ、実際切羽つまってるだろうからお説教後にしてやろう。プクク、三歳に正座させられて項垂れてる大人って‥‥‥まじウケるw


「ダント先生、勉強を始めるのはいいですが何処でやります?私の自室にしましょうか?」


「そうですね、じゃあ筆記のときは貴女の部屋を使いましょう。礼儀とかの実践の時はホールを使っていいと許可を頂きましたので。」


ということで私の部屋に行くことになった。

と、その前にメイドさんに声をかける。


「大丈夫でしたか?すみません、私が遅れたばかりに。」


「はうっ。だ、大丈夫です。」


おや、メイドさんがぽや〜っとしちゃった。

ほんとに大丈夫かな?



メイドさんが心配だったけどダント先生に促され私の部屋に来た。

ていうか、今までサラッと流してたけどホールとかスゴくね?三歳に自室与えるとかヤバくね?どこのお貴族様だよ!?ああそうでした、私はお貴族様になったんでした。でも根は庶民なんですぅ!

そんなことを考えてたらダント先生に訝しげに見られてるのに気がついた。

ヤバいヤバい、何か言わないと。


「ダント先生。突然なんですがその『貴女』というの、やめていただけませんか?」


やっぱ先生だしね。生徒相手に堅苦しい敬語ってのもね。

そう思い苦笑すると、なんと今まで無表情だったダント先生が笑った(!?)

ほんのちょこっと唇の端を上げるだけだけど。


「そうですね、分かりました。ではミアカ、あなたもその畏まった物言いをやめて下さい。その歳でしっかりした物言いが出来るのは素晴らしいですが、ね。」


う〜ん、そういうもの、か?

まあいいけど。


「分かりました、ダント先生。よろしくお願いしますね。」


「はい。じゃあ早速始めましょうか。」







授業後、私は悟りを開いていた。

もう、もう、スパルタすぎるよ、あの先生!

最初はちょっとした学問をやろうということで、出された問題(小学生レベル)をスラスラ解いたのがよくなかった。

私としては高校生なので楽勝〜、と思ってたけどこっちの世界じゃ違うらしい。しかも見た目は三歳なのを忘れてた。

めちゃくちゃ期待されて超ハイスピード授業。数学とかならまだしもこっちの地理は無理だっつーの。 おかげで死体一匹の出来上がり。





結果。

ダント先生は普段はかなりアレでも授業中はまともなのが分かった。



それにしても、アクの強い先生だったな‥‥‥‥

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