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退魔列伝…神の血を引く少女  作者: 久住岳
第1章 神の血

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第八話 神話の地 前編

八、神話の地…前編

 

 手掛かりは九州の地にあるかもしれない。私は八月のお盆過ぎに莉緒と二人で九州に旅立った。福岡空港に着きそのままレンタカーで吉野ケ里遺跡を目指した。私がこの遺跡に来るのは二度目になる。六歳の頃に両親に連れられて来たことがあった。その頃の吉野ケ里はまさに遺跡そのものだった。広い荒野の中で遺跡を掘る人が数人見え、小さな展示室には掘り起こされた棺や埋葬品が飾られていた。殺風景な景色だったのを憶えている。思い起こせばここに来た後すぐに、両親は祖母に私を預けたまま姿を消している。吉野ヶ里遺跡と何か関係があるのかも知れない。

 二十数年振りに訪れた吉野ケ里遺跡は、その時とは全く違う様相になっていた。殺風景だった様相は一変し公園として整備され、弥生人の服を着たスタッフが立っている。高床式の家屋も再現されており遺跡というよりはテーマパークのような感じだった。幼い頃に感じた古代の息吹も感じられない。当時の吉野ケ里遺跡では何か神秘的な力を感じたものだった。

 

 莉緒『遺跡というよりはテーマパーク公園ですね。勾玉作り講座なんてありますよ。ここで巫女の痕跡を探すのは難しそうです。』

 

 流川『僕も驚いているよ。こんなに変わっているとは思わなかった。とにかく入ってみよう。』

 

 私達は入館チケットを購入してゲートから遺跡の中に入った。弥生人の姿をしたスタッフが数名いて、子供達に囲まれて写真を撮られている。まさにテーマパークだ。観光客も多く混雑しており気が乱れて霊気を探るのも難しい。吉野ケ里パークの入口で私と莉緒は戸惑って立ち尽くしてしまった。私は入口で貰った遺跡内の案内マップに眼を通していた。

 

 莉緒『温羅さん、何か感じない?』

 

 温羅『ダメじゃな。人の気が多すぎる、もう少し静かな場所に行かんと無理じゃ。』

 

 流川『まだ発掘が行われている場所があるみたいだ。そっちに行ってみようか。』

 

 吉野ケ里遺跡は発掘作業が終わった場所を、公園として造営しテーマパークにしていた。遺跡の敷地内にはまだ発掘作業が終わっていない場所があった。入場口を入ってから右に曲がり北墳丘墓と言われる場所に向かった。案内マップには歴代の王が埋葬されていたと言われる場所で、近年の発掘でも墓が発見されているようだ。そしてその横の敷地は現在、発掘調査が行なわれている場所だった。北墳丘墓はかなり大きな墓だったようだ。

 

 温羅『妖気は感じぬな。わしがわかるのは妖気や邪気じゃ。天狗ならばできるやも知れんが、人や神の霊気や結界はわしには探せん。莉緒、お主なら感じられるはずじゃ。気を高めてみよ。』

 

 莉緒は眼を閉じて心の中で九字を唱え、気を高める為に精神を統一し始めた。一心不乱に精神統一する莉緒の身体から霊気が溢れ出し、北墳丘墓周辺の地が莉緒の霊気で満たされて行った。私と二人の鬼人、温羅は莉緒の霊気に反応するかもしれない波動を逃すまいと意識を集中した。莉緒も自分の霊気に触るものがあるか意識を集中させていた。

 

 莉緒『何か…何か感じる…ここじゃないみたい。』

 

 流川『僕と鬼人様たちは何も感じなかった。莉緒ちゃんが感じたのは何だろう?』

 

 莉緒『人の気配というか…女の人だった感じがする。でも邪気ではなかったわ。』

 

 

 私達は北墳丘墓を出た。莉緒は周りを見渡し『こっちよ』と言って、まだ発掘調査が行われている未発掘の場所に歩いていった。未発掘の敷地内は昔、私が見た吉野ケ里遺跡を思い起こさせる風景だった。荒涼とした土の空間に発掘中の個所がテープで仕切られている。今日は発掘調査を行っている様子はなく、未発掘地域に関係者の姿も見えなかった。

 閑散とした未発掘敷地内は見渡した後、莉緒はゆっくりと眼を閉じて精神を高めていった。まるで微かにしみ出す古代の痕跡を探るかのように、精神を統一し辺りに自分の気を拡散した。未発掘地帯に徐々に莉緒の気が広がっていく…暫くすると莉緒が眼を開き一方向をみつめ始めた。莉緒の気に反応する《何か》を感じていた。発掘現場の中ほどに何か光るものが見えてきているらしい。

 

 莉緒『あそこに結界が張られているわ。行ってみましょう。』

 

 未盗掘の一角は関係者以外立入禁止になっているが、莉緒の気に反応する《何か》に惹かれて私達は敷地の中に入っていった。莉緒は真っすぐに反応を示す場所に向かっていく…やがて莉緒が反応するという場所まで来ると、莉緒は気を収束し莉緒にしか視えていない光の点に気を当て始めた。莉緒の気と《何か》の光が交錯すると、眼の前に地下に通じる階段が現れた。

 

 温羅『邪気は感じぬな。莉緒、用心するのじゃぞ。わしも莉緒を守るために実体化するとしようぞ。鬼人達よ、お主等も態勢を整えよ。』

 

 温羅が莉緒から離れて実体化して莉緒の背後に立った。前鬼と後鬼も人の大きさに実体化し、現れた階段を五人で下に向かって降りていった。私達が階段に入ると入口はす~っと消えてなくなった。階段は四十段ほどあり地上から十メートル程の深さだった。階段を下まで降り切ると直径三十メートル程度の円状の空間になっていた。古代の古墳の玄室のような感じだった。

 円状の空間の中央部分には大きな石柱が立ち、その周りには麒麟や神鹿などの神獣の像が幾つも置かれてある。古代の王の墓とは様相が違っている。莉緒は空間の気配を探るように気を高めて、空間の中央に向かって歩き出した。中央の大きな石柱…大理石で造られているのか白い鉱石で出来ている。石柱から流れる神気のような気が私にも感じられた。石柱には文字は一文字も書かれていなかった。莉緒が石柱の前に立った。

 

 莉緒『柱に祀られる御方様、私は莉緒と申します。古代の邪神の手掛かりを訪ねこの地にやって参りました。私に声は御方様に届いておりますか?』

 

 莉緒は更に霊気を高めて空洞内を気で満たし、石柱に向かって霊気をあてて語りかけた。一瞬の静寂が空洞内を満たし暫くすると、鎮座していた神獣の像がカタカタと音を立てて揺れ出した。邪気も妖気も感じないと言っていた温羅が、莉緒の前に立ち守るかのように身構えている。前期と後鬼も私と莉緒を守るような位置で身構えた。やがて神獣の像は動きを止めて静かになった。

 

 『我が名は息長帯姫大神(おきながたらしひめのみこと)と申す。この地に生まれし邪(よこしま)なる者の存在を後世に伝える為、石柱に我が言葉を残す。石柱は時を待ちその者が来る時に開く。石柱を開きし者よ、我が言葉をよく聞くがよい。』

 

 石柱の上空から光が降り落ち始め石柱が音もなく開き始めた。石柱の中から靄のような白い、それでいて透きとおった何かが空間の中に現れた。徐々に透きとおった靄は人の姿に変化した。石柱の中から現れたのは白い衣を纏った女性だった。女性の服装は古代史に出てくる祈祷師の服装だった。女性は莉緒の眼をしっかりとみつめて語り始めた。石柱から現れた女性は会話をする事はなく、一方的に物語の様に語っていた。

 

 …太古の昔、まだ日本が神話の時代、南方の集落で呪術を操る男がいた。男は集落の長(おさ)の信頼をその身に受け、祈祷や予言などの任についていた。男の性(さが)は悪、この集落に来る前に幾つかの集落を滅びに向かわせ、人の魂を妖魔に渡す事で自身の力としていた。男は妖魔の土蜘蛛を嫁にとり集落全体に呪いをかけて、集落に住む人々は病み心は荒れた。そしてその集落も滅びに向かって突き進んでいた。また一つ集落が闇に沈んだ。…

 …男と土蜘蛛は子を授かり二人には娘が一人いた。その娘は母の妖魔の血と妖術を身体に秘め父の呪術を習得して、成長するにつれて親を凌ぐほどの強大な力を秘めるようになった。一つの集落を滅びに導いた親子は新しい大きな集落に三人でやって来た。夫婦はいつもの様に長(おさ)に近づき祈祷の術で、長(おさ)や住民の信を得ようとした。そしてこの集落も滅びに向かわせ魂を集めようとしていた。しかし…娘は集落を滅ぼすのではなく君臨し支配する事を望んだ。娘は両親を集落に対する裏切り者として断罪し、秘めたる力を持って拘束して長(おさ)に処刑させた…

 …父と母を処刑した娘は集落内で人望を集めていった。娘は秘めたる力を使う事なく長(おさ)の力をそぎ、罪をきせて追放すると集落の女帝として君臨した。女帝として君臨した娘に力を隠す必要は無くなった。女帝は妖魔の術と人の呪術を混ぜ入れ新しい呪法の基礎を完成させ、その力を使い幾つもの集落を配下におさめていった。傍らに五人の側近を置き秘術を教え、五人の側近には不死を与えて政務に着かせた。集落の民は奴隷の様に扱われ祭事には多くの民が生贄として命を奪われた…

 

 莉緒『この女帝という者が吉備に封じられていた邪仙が言っていた邪神という事?』

 

 莉緒は独り言のように呟いていた。温羅の脳裏にも吉備で封じていた邪仙の言葉が響いている。息長帯姫大神(おきながたらしひめのみこと)と名乗る女性の話はさらに続いていった。

 

 …その頃、この地より更に南方の神話の地に、神々の地を受け継ぐ者達が暮らしていたこの地で起きている事を知った神の地を継ぐ者達は、討伐の為に神話の地を離れ北に向かっていった。女帝の支配する集落に入ると姿を消し女帝を寝所で襲い、神の力で封じ込めて石棺に入れて連れ去った。石棺は離島の洞窟の地中深くに埋められ封印された…

 

 『この女帝を滅する事は我らの力ではかなわぬ。後世の術者に託すしかない。』

 

 …神の血を引く者の従者達は離島に守り人を置き、石棺に封じた女帝の封印を守る為に結界を張り続けるしかなかった。女帝の統治していた集落では女帝を奪われた五人の側近が、女帝を連れ去った神の血を引く者達の姿を追おうとしていた。しかし仕えるべき女帝の姿が消えた事で、五人の側近の意見は二つに割れた。二人の側近は女帝に変わり集落を五人で統治する事を望み、三人の側近は女帝の行方を追う事を求めた…

 …五人の側近はお互いの意見を曲げずに対立は戦いになり、皇帝となり統治を望む二人が倒された。倒された二人の能力と血肉は三人の側近が吸収して、側近の力は更に増していった。三人の側近は集落を離れて女帝が連れ去られた方角に向け飛び立っていった。三人の側近が女帝を運ぶ神の血を引く者達に追いつきそうになったのは、玄界灘の上空に差し掛かった時だった。しかし海を統べる神の力で波は荒れ強風が吹き、側近たちは女帝の石棺を見失ってしまった。三人の側近は女帝の行方を捜し各地を周り、災いを振り撒いていった…

 

 …女帝の側近…邪仙…が去った集落に神の血を引く者たちが現れ、集落の浄化と新しい支配体制を構築した。この地に生まれし邪なる者は妖魔の血を引き、不老不死の術を持ちその邪悪な力は神に匹敵するものであった。神の血を引く子らでは滅するに及ばず神獣の守りと巫女の守り人で封ずるがやっとだった。後世に生まれる者に神の血を集結させ神に等しき力の者が生まれるまで、石棺と島に張った結界で封じる事となった理を示す…

 …この地に導きの石柱を設け伝える為に我が言霊を残す。邪なる者の存在と神の血を引く者達では滅し切れなかった事実。やがて現れる真の神の子を邪神の地へ導く道しるべとなす。我が名は息長帯姫大神(おきながたらしひめのみこと)、ヤマトを統治する者なり。封印の地は北東の島、日乃本の国の各地に場所を示す印を残した。印を追うがよい。全ての印が揃い封印の地に向かう時そなたの力は強大になり、そなたの周りには共に邪なる者と闘う善なるものが集っているであろう。印を追って史跡を巡るがよい…

 

 息長帯姫大神(おきながたらしひめのみこと)と名乗る女性は、全てを話し終えると石柱の中に戻っていった。女性が石柱の中に消えると開いていた石柱が閉じ始めた。女性の話だけでは何処に行って何をすればいいのか、莉緒には理解できなかった。閉じようとしている石柱に莉緒は大きな声で話しかけた。莉緒の言葉に答える事なく石柱は閉じ空洞に静寂が戻った。

 

 莉緒『お待ちください。史跡ですか?どこに行けば良いのですか?』

 

 流川『この石柱は現代で当てはめると記憶媒体のような物のようだね。言霊と言っていたからおそらく霊力を持った息長帯姫大神(おきながたらしひめのみこと)と名乗った方が、邪神を倒すものがここに来た時に史実を伝える為に言葉を石柱に残したんだろう。息長帯姫大神(おきながたらしひめのみこと)…確か…神功皇后の別称のはずだ。』

 

 神功皇后…西暦二百年前後の人物だ。第14代天皇・仲哀天皇の皇后だが仲哀天皇の崩御以降、息子とされる応神天皇即位まで初の摂政として、三韓征伐、百済との修好など約70年間統治したとされている。神話の時代の人物で実在したかの確証はないが、政治経済にも詳しく不思議な術を使ったと言われている。邪馬台国の卑弥呼が実は神功皇后だったという説もあるくらいだ。

 

 莉緒『流川さん、封印の地はわかりませんでした。辿る道しるべを印(しるし)に残したと仰っておられましたがどういう事でしょう。』

 

 流川『現時点では憶測にしかならないけど…邪神の三人の側近、邪仙に封印の地を悟られない為に、道しるべになる印を各地にばら撒いたのだと思う。いずれ現れる神の子に伝える為にね。莉緒ちゃんが倒した邪仙も吉備の国や、奈良の神道の地にいたからね。彼らもしるしを探っていたんだろう。』

 

 邪仙は吉備で温羅が封じ奈良の山で役小角が封じた。邪仙の記録は古代史にも記されたものはないが、その時代に各地で起こっていた厄災は伝承として残っている。その厄災こそが邪神の行方を追って、各地で暴れた邪仙の足跡なのだと流川は考えた。そして吉備の地に降り立った時、温羅に封じられ、京都で厄災を振りまいて奈良の山で役小角に封じられた。

 

 流川『各地に印を置いたと言っていた。数千年が経過してもわかる場所に置いたはずだよ。吉野ケ里遺跡もそうだけど史跡に印が置かれてある考えるべきかもしれないね。気になるのは側近が三人という事だ。邪仙がもう一人何処かにいるという事になる。そして集まっている情報では封じられたという話はない。封じられていないとすれば、一体どこにいて何をしているのか?』

 

 温羅『そうじゃのう。あれほどの力を持つものが放し飼いになっておって、過去もだが現世に厄災もたらさんはずが無い。何か不可思議じゃな。』

 

 温羅も私も邪仙の力は肌身に染みている。特に温羅は邪仙を倒す事が出来ずに、吉備の地に自分の身を重しにして封じるのがやっとだった。莉緒の力が無ければ滅する事など出来なかっただろう。二体の邪仙は長い年月、封じられており力も弱まった状態だったはずだ。もう一体が封じられもせずに野放しになっているとすれば、邪神を追う私達にとっては大きな脅威となるだろう。

 

 莉緒『流川さん、この先どうしたらいいでしょう?』

 

 流川『神功皇后の言霊に従って史跡を調べよう。日本各地に古代の史跡は存在しているから闇雲に行くのではなく、事前に調べてから印がある可能性がある史跡を探っていこうよ。』

 

 莉緒『時間が掛かるかも知れませんね。でも…さっきの御方様が印を追う中で、共に闘う仲間が集うって言っていました。印を追う事で私達の力も強くなっていくという事ですよね。』

 

 流川『そうだね。印を追う事も邪神討伐の為の必然性という事か。莉緒ちゃん。せっかく九州まで来たのだから高千穂に行こう。神功皇后の言霊がこの地より南の地に、神の血を引く者がいたといっていた。南の地で神にちなむ史跡は高千穂しかないだろう。そこでもきっと何かわかると思う。』

 

 空洞の中で振り返ると降りてきた階段が再び現れていた。私達は階段を上がり元いた場所である発掘現場の敷地に戻った。すでに神気は感じなくなっていた。言霊を伝えるという目的を達成し消えたのかもしれない。そのまま遺跡公園を出て阿蘇の麓の旅館に宿を取った。明日夜明け前に宿を出れば高千穂には朝の六時頃に着くはずだ。私は今日起こった事と神功皇后の言葉を正確に書き取り資料に加えた。

 邪神を封印後、百年に渡り地の浄化の為に、この地を治めていたのは神功皇后か、或いはその使いの者という事だろう。神功皇后には神通力があったと言われている。遠い都から神器である玉(ぎょく)を使って、この地に置いた使いを操って統治していたのかも知れない。それであれば卑弥呼の伝説とも合致する。卑弥呼は人前には出てこなかった。ただ一人の弟が卑弥呼と接して卑弥呼の御神託を聞き、集落の民に伝えていたと言われている。

 神功皇后が玉(ぎょく)か鏡を使ってこの地の使いに神託を伝えていた。その可能性は高いと思った。とすると…やはり邪神は卑弥呼ではない。卑弥呼以前の何かという事になる。皇后の言霊の話だと何かまだ足りない感じがしていた。呪術の男と土蜘蛛の女から生まれたのが邪神だと言っていた。妖魔と人の交わりで生まれたとしても、邪仙を遥かに超える力、邪気を纏うのは考えにくい。

 

 流川『まだまだ調べないといけないかもしれないな。』

 

 記録を終えると流川は眠りに着いた。莉緒は寝床で不思議な感覚になっていた。何かが…誰かが自分を呼んでいるように感じがしていた。何故か懐かしい様な感じもあり荘厳な気配も感じていた。神功皇后の神気に触れ莉緒の神気も高まっているようだった。高まる鼓動を押さえて莉緒も眠りにつこうとしていた。

 

 莉緒『明日ね、明日になればわかるわ、きっと。』

 

 莉緒は眠りについた。


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