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どうも。先日助けていただいたダークドラゴンです  作者: 紅井止々(あかい とまと)


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74話 修行の成果

「見てください、ご主人さんっ!」


 ルゥシールが思いっきりジャンプをする。

 カジャの街の路地裏でも見たが、物凄い跳躍力だ。

 俺の頭上を優に超え、ざっと2メートル半ほど跳んでいる。


 そして、ザシャッ! と、魔力の籠った砂の上へと着地する。

 俺たちがいるこの砂漠の砂は魔力を帯び、ぶつかると凄まじい痛みを与えてくる厄介な砂だ。

 そんな砂の上でジャンプなんかしたら…………と、ヒヤリとしたのだが、ルゥシールはケロッとした顔で俺に笑みを向けてきた。


「このように、足の裏にぶつかった場合は痛みが走らないんです!」


 凄い発見をしたとばかりに胸を張るルゥシール。

 惜しむらくは、分厚いマントを着込んでいるせいで、大きな胸が堪能出来ないことだ。


「凄いですよね!?」

「あぁ、凄く残念だ」

「……ルゥシール。【搾乳】がまた胸の話をしているわ」

「本当に、君は胸のことしか頭にないのだな……」


 素直な感想を口にしたら、フランカとテオドラにため息をつかれた。

 素直な男の子は好感持てるだろうが!


「もぅ! ご主人さん、ちゃんと聞いてくださいよぅ! これは大発見なんですよ!?」

「要するに、魔力伝導率が高い足の裏で着地すれば、砂から溢れる魔力を体内へ逃がすことが出来、痛みが発生しないということか?」

「……おそらくは、そんなところでしょうね」

「つまり、あの痛みは魔力と肉体が衝突することで起こっている、と考えていいのか?」

「なんか話が一斉に始まってしまいましたが……たぶん、そういうことです!」


 言いだしっぺが話に付いてこられていないこの現状。

 ……やはりルゥシールはルゥシールか。


「……ということは…………」


 フランカが何かを思いつき、おもむろに砂を手に取る。


「……【搾乳】、パス」

「ぅおぉぉおおおいっ!?」


 俺は咄嗟にその砂を手のひらで払いのけた。


「……痛い?」

「し、心臓が痛いわ! 急に何しやがる!?」

「……砂によるダメージはなさそう」


 ……こいつ。そういう確認は自分でやれよな。


「魔力伝導率……とかいうのが高い場所で受け止めれば、この砂は防げるということでいいのか?」


 魔力伝導率を知らないらしいテオドラが確認するように手のひらの上で砂粒を弄ぶ。

 俺も砂を一掴み握ってみる。

 圧をかけても痛みを感じない。魔力は流れ出ているようだが……なるほど。

 これでこの魔力を吸収出来れば言うことないのだが……そうはいかないらしい。

 この砂粒とは相性が悪いようだ。……やっぱり、おっぱいは最高だな。


 ……おっぱいか。


「ルゥシール」

「はい」

「えい!」

「にゃぁあっ!?」


 俺は、ルゥシール目掛けて砂を投げつける。

 驚いて硬直したルゥシールの胸に、砂が降りかかる。


「ビ、ビックリするじゃないですか!?」

「『ぽい~ん防御』が実現した!」

「そんなくだらないことのために危険な真似しないでください! 寿命が三年縮みましたよ!?」


 お前にとっての三年など、誤差みたいなもんだろうが。


「とにかくですね、それさえ分かってしまえば、もうびくびくして歩く必要などないのです!」


 力強く語るルゥシール。


 現在、砂漠に入って小一時間が過ぎたところで、俺たちはその間ひたすら砂漠の上を歩き続けていた。

 サフラージャンバリーという鉱石を探しつつ、慎重に慎重に歩を進めていたのだ。

 が、そこまで心配することはないらしい。

 確かに、足の裏に痛みが走らないという情報は有益だな。


「ルゥシール。お手柄だな」

「えへへ……素直に褒められると、ちょっと照れくさいですね」


 肩をすくめ、照れ臭そうに笑う。

 そして、照れ隠しなのか、必要以上に大きな声を出す。


「よぉし! では、景気づけに、もう一回盛大にジャンプしますよ! こんな砂になんか負けないぞという思いを込めて! せい、やぁぁーー!」


 そうして、先ほどよりも高くジャンプし、………………着地で滑って尻もちをついた。


「いっっっっっっっっっっったぁ~~~~~~~~~~~~~いぃっっ!!」


 とてつもない速度で飛び上がり、もんどりうつ。が、もんどりうつ場所が魔力を垂れ流す砂の上なので全身に痛みが走っているようで……


「ぎゃあああああああああああああああああああああっ!」


 凄まじい速度で砂の上を転がっていった。


「…………うん。助けてくる」

「……気を付けてね、【搾乳】。『絶対、転んじゃダメよ』」

「縁起でもない振りしてんじゃねぇよ」


 俺がルゥシールを追いかけて歩き出す直前に、フランカが嫌な振りをする。

 ……転ばねぇからな?


 ちゃんと足を着けていればダメージがないと分かれば、怖いものはない。

 俺は駆け足で転がり続けるルゥシールを追いかける。

 俺の後からテオドラが追いかけてきているのだが、テオドラはまだちょっと怖いらしく、足取りが覚束ない。……転ぶなよ。


「おい、ルゥシール。大丈夫か?」


 転がるルゥシールをそっと抱き上げる。

 その前に、動きを止めるために押さえつけた時に「ぎゃんっ!?」と、凄い声で鳴いていたが、まぁ、これは仕方ない。


「……うぅ…………全身がヒリヒリします……」


 俺の腕に抱かれ、ルゥシールは目にいっぱいの涙を浮かべている。


「この砂漠で飛び跳ねるのは危険です……やめた方がいいです……」

「大丈夫。お前以外誰もしないから」


 そもそも、なぜ飛び跳ねたのか……


 あまりこの砂漠に苦手意識を持つような行いはしてほしくない。

 なにせこの後、延々とこのだだっ広い砂漠の中をダウジングを頼りに歩き回らなければいけないのだ。

 ずっとビクビクしていては体がもたない。


 おかしな現象なり魔物なりに邪魔されないうちに、さっさと済ませてしまおうぜ。

 そう言おうとしたまさにその時だった。


 その舌っ足らずな声が聞こえてきたのは。


「にゃ~はっはっはっ! ようやく見つけたよぉ~、王子一行たちぃ~!」


 その声は、はるか上空から、空を駆けるように響いてきた。

 見上げると、空に巨大な竜巻が渦巻いており、その中心に誰かが立っている。


 声からすれば、間違いなく少女だろう。

 しかし、逆光ではっきりは見えない状況ではあるが、下から見る限りでは、物凄い巨乳だ。

 下乳が凄く張り出している。

 すっごいことになっている。


 竜巻が近付いてくると、俺たちの周りにも強風が巻き起こり、砂が舞い上がる。

 舞う砂の粒をマントで防ぎながら、ルゥシールが俺に身を寄せる。

 轟々と鳴る風にかき消されないように、顔を耳に近付けて、上空の物体を注視しながら言う。


「ご主人さん。あれは一体、何なんでしょうか?」

「あれは……、空飛ぶおっぱいだな」

「フランカさん! あれはいったい何なんでしょうか!?」


 ルゥシールがフランカに意見を求める。

 俺に聞くのは諦めたらしい。諦めんなよ。空飛ぶおっぱいであってんだろうが。


 振り返ると、テオドラが俺たちから10メートルほど離れた場所にいて、風に舞う砂粒に苦戦している。マントに全身をくるみ、後退しながら舞う砂をかわす。

 俺たちがいる場所よりも、向こうの方が風が強そうだ。


 間もなく俺たちの上空に到達する竜巻。

 中心部よりも、外周部の方が風力は強いらしい。


 テオドラのいる場所が一番風の被害を受けている。

 フランカは、そこからさらに10メートルほど離れているので、逆に風の威力が弱まっている。

 竜巻から遠ざかればその分風力は落ちていく。

 つまり、テオドラが一番被害を蒙っているのだ。

 行くも戻るも出来ず、テオドラは風に翻弄されている。


 そしてフランカは、先ほどのルゥシールの問いかけに答えるつもりなのか、静かに上空、竜巻の中央に立つ巨乳少女の足元を指さした。


「……あれは」


 空飛ぶ巨乳少女の足元には、見たこともない気味の悪い虫がいた。

 羽を広げ、少女を背に乗せて悠々と飛んでやがるのだ。


 あの虫は……【魔界蟲】か!?


「ってことは……、あいつは、バプティストが言っていた……」


 俺がそこまで言ったところで、そいつは上空から急降下してきやがった。

 砂にぶつかる直前で、吹き上げるような風が巻き起こり、少女の身体がふわりと空中に静止する。

 小柄な少女が、俺の目線と同じ高さに浮かんでいる。


 ……話に聞いていた通りだ。


「みんな、見ろ! こいつ、すっげぇロリ巨乳!」

「なっ、なんだよぅ! 急に、変なこと言ってぇ!」


 目の前のロリ巨乳が胸を隠しつつ、「いーっ!」と歯を剝く。


 本当に幼い。

 見た目で言えば十歳くらい。オイヴィと同じくらいに見える。

 が、胸が凄い! ルゥシールとまではいかないが、テオドラよりはあるだろう。

 しかも、そんなたわわな膨らみを付けているにもかかわらず、そこ以外の身体は華奢というよりも未発達で、幼さを残している。そのアンバランスが生み出す不均一感が男心をくすぐる。


 突如現れたロリ巨乳。

 風をまるで自分の体のように操り、そして【魔界蟲】らしき気味の悪い蟲を従え、狂気とも呼べる大きなバストを揺らしている。

 魔界ギルド四天王の一人であることは、疑いようがないだろう。

 どうも、俺を狙ってここまで来たようなことも言っていたしな。


「この前は、よぉ~っくもスルーしてくれたよねぇ! あたしまで影薄いみたいでチョ~失礼しちゃったんだからねぇ!」

「記憶にないな」

「スルーしたからでしょぅ!? 今度はちゃんと記憶に刻み込んであげるんだからぁ! 恐怖という記憶にねぇ!」


 ぷんぷん怒る度に、ぷるぷる胸が揺れる。

 おぉ、こいつ、怒らせると楽しいな。


「ご主人さん。彼女は一体何者なんでしょう?」


 ルゥシールが声を潜めて言う。

 って、いや……お前、なんでまだ気付いてないんだよ?

【魔界蟲】を使役してる時点で魔界ギルド四天王だろうが。


「にゃふふふぅ~! あたしが何者か、気になっているようだねぇ!」


 得意げに胸を張るロリ巨乳。

 気になっているのは、しゃべる度にいちいち揺れ動くその大きなバストだけだ!

 今この場にいる人物で、マントを羽織っていないのはこのロリ巨乳だけだ。

 いいぞ。もっと胸を張るのだ!


 俺の願いが届いたのか、ロリ巨乳はさらに大きく胸を張る。

 

「あたしは、魔導ギルド四天王の一人、風のメイベルだよぉ!」

「そんなことはどうでもいい! それよりも、お前、何カップだ!?」

「ご主人さん! そっちの方こそどうでもいいですよ!?」


 ルゥシールがよく分からないことを言う。

 どうでもいいわけがない。

 いや、むしろ、それ以外のことなどどうでもいい!


「あの気味の悪い蟲も、頬の緑の刺青も、一切気にならないな! 俺はただ純粋に、カップ数が知りたいのだっ!」

「物凄く男らしく最低なことを言い切らないでくださいっ!


 だいたい、聞かなくても分かるだろうに。

 あの【魔界蟲】はバプティストのハロムと同じようなヤツで、頬の刺青もバプティストの刺青と同じように、ヤツの属性でも書いてあるのだろう。


「よくも、あたしを、バカにしてぇ……っ! ミェチター! あいつらにあたしたちの恐ろしさを思い知らせてやるよぉ!」


 メイベルの声に、メイベルを背に乗せている【魔界蟲】――ミェチターが呼応するように目を光らせる。

 と、突然突風が巻き起こる。


「うわっ!?」


 俺とルゥシールは風に煽られる。

 息がつまり、そして、魔力を帯びた砂の粒が四方八方から襲い掛かってくる。


「……ぐぅっ! 大丈夫か、ルゥシール!?」

「は、はいっ……痛たたたたっ! ……なんとか、大丈ぶたたたたっ!?」


「ぶたたたた」ってなんだよ!?

 ……って、突っ込んでいる暇もないほど全身が痛い。

 ここの砂と、メイベルの操る風……最悪の組み合わせ過ぎる。


「にゃはははっ! 思い知ったかなぁ、無礼な王子どもぉ!?」


 無礼という言葉をそっくりそのまま返してやりたい。

 メイベルは尊大にふんぞり返り、俺たちに嘲笑を向ける。

 折角の強調バストも、乱れ舞う砂粒の強襲のせいで堪能している暇がない。


 こいつは厄介だ……なんとか対策を立てないと…………風はともかく、砂だけでもなんとかなれば……


 そう思った瞬間、風に煽られて舞い上がっていた砂がピタリとやんだ。

 風は引き続き吹き荒れているが、砂の粒が一切舞わなくなったのだ。


「え、えぇっ!? な、何が起こったのぉ!?」


 メイベルが驚愕の声を上げる。

 俺も似た気持ちだ。


 俺たちが立っている場所が……もともと砂しかない砂漠だったその場所が……今は詰み固められた粘土層のように、カチカチに固まっていたのだ。

 土に干渉し性質を変える魔法……

 バプティストが得意としているこの力は魔法に違いない。


 俺は、こんな芸当が可能な、唯一の人物へと視線を向ける。


「……足場を固めれば、砂は舞わない」


 フランカが灰色の魔法陣を展開し、こちらに手を向けていた。


「……修行の成果、出てよかった」


 そして、他の奴に比べれば乏しい表情ながらも、得意げな笑みを浮かべる。

 フランカはこの一ヶ月の間に、バプティストの十八番を習得していたのか。


 俺たちから離れること20メートル。間にテオドラを挟みながら、俺たちのいる場所まで、砂漠の砂を粘土へと変質させたのだ。魔法の威力も相当上がっていると言える。


「なんか、あいつ、ムカつくよねぇ」


 誰に言うでもなく呟いて、メイベルはスーッと上空へ昇っていく。

 そして、フランカに向かって腕を伸ばすと、巨大な魔法陣を展開した。


「世界の果てまで行ってきちゃいなよぉ!」


 マズい!

 四天王は高速詠唱を習得しているのだ。

 フランカの詠唱では太刀打ち出来ない! 物理的に、魔法完成にかかる時間が違い過ぎるのだ。


「 ―― ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ―― だよぉっ! 」


 独特の語尾を付けて、メイベルが高速詠唱を終える。

 同時に、メイベルの腕から龍のようにうねる高圧力の竜巻が躍り出る。

 凶悪な牙を剝き、竜巻がフランカに襲い掛かる。


 フランカがすばやく魔法陣を展開する。が、今から詠唱しても間に合わない……


 メイベルが上昇していなければ、俺が防ぐことも出来たのに……

 高所から斜めに打ち下ろされた魔法を防ぐには、フランカの元まで駆けていかなければいけない。……俺には、それを間に合わせるだけの速度がない。


 フランカを助ける手段がない!


「フランカッ!」と、そう叫ぶ時間もないような、ほんの一瞬の出来事だった。

 メイベルが発生させた竜巻がフランカに襲い掛かり、フランカが魔法陣を展開して……そして――


「 ―― ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ―― 」


 フランカが、高速詠唱を行い、地面から巨大な土の壁を出現させた。


 メイベルの竜巻は土の分厚い壁に激突し、暴れ狂う怒涛の風圧が分厚い土壁を土塊に変えていく。

 しかし、その風の牙はフランカに届くことはなかった。


「フランカ、お前…………」


 これには、流石の俺も驚いた。

 フランカが、高速詠唱を行った……


「……練習の成果。まだ使いこなせていない。魔力の消耗が激しく、連発は出来ない……」


 謙遜しながらも、どこか誇らしげに聞こえる。

 フランカは、この一ヶ月で魔導士としての壁を一つ越えたのだ。


 以前、魔力が暴走した際にフランカが言っていた。「力が欲しかった」と。

 フランカは、その言葉を実現させたのだ。

 たゆまぬ努力と、情熱で。


 表情に乏しいクールな外見とは裏腹に、内に熱い想いを秘めているヤツなんだな。


 しかし、高速詠唱は努力だけで身につくものではない。

 フランカ自身に、元々才能があったのだろう。

 高位魔導士たり得る、器が。


 ……そして、それがメイベルの闘志に火をつけてしまった。


「……気に入らないなぁ、あいつ」


 幼い少女の顔に、嫉妬の炎が宿る。

 自分が先行しているにもかかわらず、後方から追いかけてくる者に対し、あからさまな不快感を隠しもせずぶつける。

 バプティストが言っていた『性格ブス』という言葉がぴったりと来るような、どす黒い感情がメイベルの全身を覆っている。


「……徹底的に潰してやんよぉ」


 そう呟いたメイベルの声に、俺は言い知れぬ不安を覚えた。

 粘りつくような嫌な寒気が全身を襲う。

 その一瞬で、理由もなく、俺は思ってしまったのだ……



 フランカがいなくなってしまうかもしれない――と。








いつもありがとうございます。


四天王二人目、

『ロリ巨乳のメイベル』登場です!

……あ、『風のメイベル』でした。


風に干渉する【魔界蟲】ミェチターを引き連れて、

売名のためにご主人さんたちを狙う刺客です!



一方、

フランカは高速詠唱をマスターし、

魔導士の壁を一つ越えてパワーアップです!


この一ヶ月、

誰よりも努力して技術を磨き上げてきたのがこのフランカ、

と、ルゥシール。


天才鍛冶師について教えを乞い、

相槌まで任されるほどに目覚ましい進化を遂げたルゥシール。

重要な鉱石の採掘の責任者に任命され、危険な場所での採掘作業を任されるほどの信頼を得ました。


その努力があって、魔力を帯びた砂の特性を見極めることが出来たのでしょう。

そして、新必殺技、『ぽい~ん防御』もマスターし、さらなるレベルアップに成功!


この戦い、ルゥシールがカギを握るかっ!?




……なわけがない。




さて、今回舞台になっている砂漠の、この特殊な魔力の砂は、

静電気のように扱い方を間違うと痛いけれど、ちゃんと対処すれば痛くないよ、

という感じに思っておいていただければ問題ないかと思います。



次回は四天王戦です!




またのご来訪、お待ちしております。


とまと

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