↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
4/4

届け物

トーントントントーントントントーントントン。

遠心力を使った龐煖の技がかっこよすぎた。

地獄温泉にいるズルーネに届け物をする。

届け物はこの手紙。

ズルーネとは地獄温泉の旅館にいる女将さん。

角が生えていて、下半身が蛇、そして蛇の尻尾からバッタの足、そんな特徴を持っている。

そもそも…自分で行けよ。

なんで俺が届け物を渡さないといけないんだよ…。

確か、ここだったよな。

大きい旅館に入ると女将さんがいた。

ズルーネ「ん?珍しい…いや、久しぶり…何のよう?」

手紙を袋から出した。

サンタ「さたんからだ、受け取れ」

ズルーネ「あら、何かしら」

手紙を受け取った。

帰るか。

俺が帰ろうとすると声がかかった。

ズルーネ「もう帰るのかい?」

俺は頷いた。

ズルーネ「急ぎの用事?」

いや……急ぎではないが…ここにいたくない。

サンタ「なんだよ…?」

ズルーネ「温泉浸かってかない?」

いや、ここの温泉…入ったら火傷するだろ…。

サンタ「遠慮しとく」

ズルーネ「そう…じゃあ、これ温泉卵、あげる」

ここの温泉卵はデカい…。

確か、鶏地獄から取ってきた卵だったような。

サンタ「ああ、ありがとな」

白い袋に入れて、俺は旅館から出た。

エレベーターに戻り、帝京タワーから出た。

もう真っ暗だ。

ジェニファーが待っててくれている。

サンタ「ありがとな…それと百鬼夜行の日って…6月だよな?」

ジェニファーは首を傾げた後、頷いた。

サンタ「悪い子にも良い子にもプレゼントを贈らないとな…さぁ、行こう」

ジェニファーが引いているソリに乗ってプレゼントを子供に届けに行く…。

サンタ「俺はサンタだ…子供にプレゼントを届けないとな」

百鬼夜行か…。




子供「サンタなんていないんだよ!」

母「困ったわ〜」

子供「そんなの子供騙しでしょ!」

はぁ〜困ったわね。

サンタさん…どうしましょう…。

まぁ、サンタなんていないのだけど…。

母「分かったわ、だからもう早く寝なさい」

子供「サンタなんていないから!」

ベッドに横になってくれた。

はぁ…どうしましょう…。

ちゃんと寝てくれるかしら。


子供「絶対いないもん…つーちゃん言ってたし…」

もう、皆騙されてるんだよ…。

サンタがいないんだからプレゼントはお母さんが置くかも…そこを捕まえればお母さんもサンタはいないって認めるはず。

ここのベッドで待ってよう…。

………………………………………………。

………………………………………………。

………………………………………………。

………………………………………………。

………………………………………………。

ん…?

窓が…開いた…?

サンタ「ほいしょっと」

子供「誰!」

このおじさん窓から入ってきた!

サンタ「見て分かんだろ、サンタだ」

子供「嘘だ!サンタはいないんだよ!」

ふしんしゃだ、ふしんしゃがいる!

お母さんに知らせないと!

サンタ「なんでサンタはいないって分かるんだ?」

え…?

子供「だってつーちゃんが言ってたんだもん!」

サンタ「じゃあつーちゃんがおばけいるっつったらいるのか?」

……………うぅ…。

子供「サンタはいないんだよ!」

サンタ「じゃあ、俺は誰だよ」

子供「ふしんしゃ!」

サンタ「じゃあプレゼントはいらねぇってことで」

え!

子供「プレゼントあるの?」

サンタ「サンタって知ってる?」

知ってるよ!

子供「プレゼントくれるんでしょ!」

サンタ「そうだぞ、何がほしいんだ?」

!!

子供「あのね!えーと、電車がほしい!」

ぷ、ぷら、プらレール。

サンタ「へいへい」

白い袋をゴソゴソしてる。

サンタ「ほれ」

わ!

やったー!!

サンタ「お前、俺のことは内緒にしろよ」

え?

子供「なんで?」

サンタ「つーちゃんと言ってること違うだろ?」

確かに……。

サンタ「そこで変な争いになったら俺のせいになるだろ?俺と約束できるか?できないならそれは返せ」

子供「できる!」

サンタ「そうか、後、よくしてもらってる人には感謝しろ…人間はそれが原動力の人もいるからな、そうじゃなくても感謝は言え、感謝の気持ちを表す言葉は少ないからな」

……よくわかんない…。

子供「どうすればいいの?」

サンタ「ありがとうを言えってことさ」

子供「わかった!」

サンタ「じゃあな」

窓から行っちゃった…。

わぁ!飛んでる!




サンタ「ふぃ〜お次はー?」

ん?

おいおい…真っ赤なサンタ……。

しかもよりによってビィクセンかよ…。

サンタ「今日はもう終わりだな、帰るぞ」

ジェニファーはフンと言って、そのまま進む。

サンタ「おい、家の方向はそっちじゃないぞ」

くそ…んでだよ…。

あ?こいつ、なんでここに…?

ここは確か…。



ビィクセン「………」

サンタ「なんで墓に来てるんだ?」

なんで墓に…。

ビィクセン「わからない…」

サンタ「もしかして…お前…」

いや…ねぇな。

サンタ「そうだ、プレゼント、プレゼントやるよ、何が欲しい?食いもんか?それとも本とかか?」

ビィクセン「俺の、話を、聞いてほしい」

妙に間があったな。

ビィクセン「真っ赤なサンタは…人に死をプレゼントする…それは…知ってるだろ…俺は今回も人に死をプレゼントした、だが今回は変だった、殺せなかった」

こいつ包み隠さず…。

サンタ「殺すは言っちゃダメな規則じゃなかったか?」

ビィクセンは無視した。

ビィクセン「俺は…何かを忘れてる…それを思い出した」

……………。

サンタ「それで?」

ビィクセン「俺はもう人を殺せない、真っ赤なサンタの仕事をこなせない…代わってくれ」

サンタ「それは無理だ、それはプレゼントじゃない」

ビィクセンは黙った。

ジェニファーはここにはいない。

ビィクセン「じゃあ、俺の名前を探してきてくれ」

………。

サンタ「それはサンタを辞めるってことか?」

ビィクセン「ああ」

そうか…。

それは………。

ビィクセン「頼む」

サンタ「…もう少しよく考えとけ」

ビィクセンは目を見開いた。

サンタ「今回の仕事は他のやつに任せてよ、辛い仕事なのはわかるけどよ、サンタ辞めちまったらそこまでだろ?」

次の冬には何か掴めていればいいが…。

サンタ「お前のことは調べといてやる、違反だがな」

ビィクセン「ありがたい…」

サンタ「今日はもう、休め」

サンタにはいくつかルールがある。

それを破るといろんな罰が待っている。

ビィクセン「じゃあ、俺は帰る…」

サンタ「ちょっと待てよ……これやるよ…」

俺は袋から温泉卵を出した。

ビィクセン「……………………ありがとう」

いらなそうな顔をしているな。

サンタ「じゃあな」

俺はジェニファーのもとに向かった。

ジェニファー「フン」

サンタ「まだプレゼントを渡さないといけないやつがまだ、いる……ジェニファーにも何かプレゼントしないとな?」

ジェニファーは眉毛を動かした。

サンタ「行こう」

スペイダーモンの連携技を使ってくるやつがかっこよすぎた……最高だな………アイラービューノ先ヘー。

あのヘドバンが世界を救う。



全然関係ない話をしてますよね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。