リアルなサンタさん
今見てもええし、冬にとっておこうでもいいよ。
最近暑いね〜〜。
熱中症気をつけてね…。
こまめにこまめに水分とれ。
修整したよん。
読んでよん………読めよ。
サンタさんへゲーム機が欲しいです
自分の部屋の窓を開けて、そう願った。
寒いのを我慢して願った。
サンタ「あのさぁ…暖房効いてるんだからあんま開けないほうがいいよ…電気代もったいなくない?」
窓におじさんが張り付いていた。
子供「おじさん誰?」
サンタ「見てわかんないの?」
サンタ「この白いヒゲ、白い袋、赤い服、そして剥げた頭」
赤い帽子をとって頭を見せた。
子供「サンタさんは剥げてないよ」
サンタ「剥げるよ…そりゃそうだ」
子供「なんで煙突から入んないの?」
サンタ「だって君の家、暖炉ねぇじゃん」
チっと舌打ちをした。
サンタ「ちょっと失礼します。」
よいしょっと。
サンタ「それで?何だっけ?」
サンタ「話戻すけどサンタは剥げるよ、君のそれは偏見だよ」
はぁ…とため息をついた。
サンタ「だってこちとら80億人に欲しいものをプレゼントすんのよ?」
少し、怒り口調だった。
サンタ「たったの数時間で、そりゃ頭にもプレゼントが欲しくなるよ」
365日休み?
違う違うそんなんじゃねぇから。
こっちは人の夢を壊さないように大人を洗脳してプレゼントを夜に渡すっていう準備をもう始めてんのよ、365日は人を洗脳して金を稼いでもらってプレゼントを夜に渡すっていうことをしてんのよ。
サンタ「で、ガキ様は何がお望みかな?」
子供「ゲーム機!」
高い買い物だ、流石に大人達全員を洗脳できるわけじゃないから、こうやって俺が直々に出向いてやってきたんだから感謝しろよ。
サンタは暇?ちげぇな、暇な時間は一切ない。
サンタ「ほれ、ゲーム機、エツクスボツクスだ、受け取れ」
袋からゲームを出した。
子供「これ、違ぁーう」
不満な顔になり、首を振った。
サンタ「うぜぇな冗談だよ、ほれツイッチ」
煽るような声を出した。
子供「ありがとう!」
満面の笑みを子供は浮かべた。
サンタ「ふん、いいぜ、いい子にしてたからな」
当然だ、と言うような雰囲気があった。
サンタ「じゃあな」
サンタが窓を開けると、そこにはムキムキなトナカイがソリをまるで人力車の如く引いていた。
サンタがソリに乗ると、十四番地と言った。
トナカイはフスと鳴いてソリに繋がれた紐を引っ張って行った。
彼の名はサンタ…本名は三郎。
彼は老若男女関係なく、プレゼントを与える人。
そうゆう人なのだ。
それに理由があるのかは誰にも分からない。
もし理由がなかったとしても、別にいいだろう。
サンタがいて、何が悪いのか。
彼は今日も仕事をする。
次に向かう場所は…。
はぁ…仕事辛ぁ…。
ストレスだぁ…。
はぁ………ん?
ふと、光り輝くコンビニが目に入った。
ケーキ?あーそうか…今日はクリスマスか。
ケーキかぁ…一人暮らしをしてからいつ食べたかな。
いや、食べてないな、自分が誕生日のときも食べない。
自分から食べるのはなぁ…。
それに仕事が忙しいし、家族とも…連絡を取らなくなったし、友達とも疎遠になったしな、仕事仲間も特に親しい間柄もない。
そもそもケーキ買うなら、趣味に費やす。
帰ろうとしたが、どんな味だったか気になり、コンビニを見ていた。
ホールケーキ…70%増量。
4500円…ケーキには縁がないから相場が分からない。
はぁ…。
4500円…帰ろう。
自分から買うのはなんか違うよなぁ。
一人で食べきれないし…孤独だよなぁ。
アパートに帰ろう。
階段に虫がわんさかいるアパートに。
アパートにある、郵便受けを確認すると5000円が入っていた。
え?なぜ…?誰か…の忘れ物?
辺りを見回したが流石に…違うか。
誰かが故意に入れたものだと判断した。
その根拠にはならないかもだが、置き方が丁寧だった。
パッと見て5000円と分かる置き方をしていた。
なぜ…?誰が…?こんな事を…?
こんな事をされても困る…。
サンタ「メリークリスマース」
?!振り返るとサンタの格好をした男性がいた。
サンタ「それは俺からのプレゼントさ」
男性「え…?困りますよ…」
男性「受け取れません」
サンタ「なんでだ?」
だって……。
言葉が出てこない。
サンタ「俺はそれをあげると言った、しかもこの格好…サンタだ…受け取らない理由はないだろ?」
めちゃくちゃだ。
男性「受け取らないですから…」
サンタ「分かった、じゃあ質問を変えよう…5000円は欲しいか?」
なんだその、質問は……そりゃまぁ…。
男性「欲しいですけど…」
サンタ「じゃあ、働いてくれないか?」
男性「働く?新手の勧誘…?」
サンタ「違う違う、この近くにコンビニ…あるだろ?」
コンビニは近いほうが便利だから、ここのアパートに住む決め手となった、だからよく知っている。
サンタ「そこでケーキを買ってきてくれないか?」
ケーキ?70%増量のか。
サンタ「買ってきたら、その5000円あげる」
男性「待ってくださいそうなると500円じゃないですか?!」
サンタ「チっ…」
舌打ちしたぞ、この人…。
サンタ「500円あげるから」
うーん…まぁ…それなら…。
男性「ちょっと待っててください…」
サンタ「おいおいここで待たすつもりかよ?」
はぁ……怖いけど家に入れた。
サンタ「あざす、じゃあ…茶でも飲んで待ってるわ」
はぁ…早めに買って戻ってこよう。
早歩きでコンビニまで向かう。
そこで思った、なんで俺はコスプレ野郎の買い出しをしてるんだ……?
いや、考えるな…そもそも500円は貰えるんだ。
臨時収入と言うやつだ。
コンビニについた、中に入ると音が鳴った。
音楽がかかっていた、この曲は知ってる。
名前は知らない。
ケーキがラスト1個だった。
男性「これください」
店員「4500円です」
5000円を出した。
店員「500円のお釣りです」
買ってしまった…。
まさか自分がケーキを買う日が来るとは……。
家に帰ると、コスプレ野郎の靴がなかった。
机に紙と5000円が置いてあった。
紙にはこう書いてあった。
メリークリスマス、仕事も大事だけど休むのもそれくらい大事だ、ケーキは奢る、だからゆっくり自分で楽しめ。
全部食べられないと思うからラスト1個に魔法をかけておいた。
だから冷蔵庫に閉まっておけば安心だ。
玄関の近くでもいい、あそこは寒い。
自然冷蔵庫つってな。
男性「はぁ……サンタって大人にも来るんだな…」
憂鬱だった1日はサンタによって、いい日になった。
時間………遅くね?




