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異世界で考古学者になった俺、古代文明のチート装置を発見して最強に  作者: 南蛇井
第5章

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99 新しい冒険の予感

王都の港町。


潮の匂いが漂う石畳の通りに、

一隻の大型調査船が停泊していた。


船体には王立研究院の紋章。


遠征用の船だ。


甲板の上では、荷物の積み込みが進んでいた。


調査器具。

保存箱。

魔力測定装置。


その中に、見慣れた姿があった。


「おいアルト!」


ガルドが大きな木箱を肩に担いで歩いてくる。


「研究道具多すぎだろ!」


アルトは苦笑した。


「遺跡調査には必要なんだよ」


「壊さないでよ?」


ガルドは笑う。


「壊さねえよ!」


その横で、ミラが地図を広げていた。


「航路確認完了!」


「このルートで新大陸まで約三週間」


レオンが頷く。


「風向きも問題ない」


「順調なら予定通り到着するだろう」


グランは船の装備を点検していた。


巨大な魔導砲。


防御結界装置。


遠征は研究だけではない。


未知の土地なのだ。


アルトは港を見渡した。


人々の喧騒。


海鳥の鳴き声。


そして遠くに広がる海。


ミラが隣に来る。


「懐かしいね」


「最初の遺跡探検の時みたい」


アルトは少し笑った。


「あの頃は」


「世界の秘密なんて想像もしてなかった」


レオンが肩をすくめる。


「結果として」


「世界を救うことになったが」


ガルドが笑う。


「まあ」


「俺たちはいつも巻き込まれる側だけどな」


グランが静かに言う。


「だが」


「今回も同じだろう」


「遺跡があるなら」


「何かが眠っている」


ミラがワクワクした顔で言う。


「新しい文明の都市かも」


レオンが考え込む。


「あるいは」


「古代文明の別系統の研究施設」


アルトは港の向こうの海を見つめた。


青く広がる海の彼方。


まだ誰も知らない大陸。


まだ発見されていない遺跡。


アルトはゆっくり言った。


「まだ世界は広い」


仲間たちが頷く。


ミラが笑う。


「つまり」


「まだまだ冒険できるってことだね」


ガルドが拳を鳴らす。


「よし」


「行くか」


レオンも微笑む。


「研究者として」


「これ以上の仕事はない」


グランは船へ歩き出した。


「準備は整っている」


アルトは最後に港を振り返った。


そして、前を向く。


その先には


新しい大陸。


新しい遺跡。


そして――


まだ見ぬ謎。


アルトは笑った。


「次の冒険が待ってる」


調査船の帆が上がる。


風を受けて、船はゆっくりと動き出した。


新しい物語は


これから始まる。

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