第15話「守られるだけじゃ、終われない」
第14話まで読んでいただき、ありがとうございます!
ついに姿を現した久世龍臣。
笑顔のまま人の恐怖を観察し、
「どこまで壊せば立てなくなるのか」
そんなことを楽しむような危険な男でした。
そして久世が次に目を向けたのは、ハヤテ本人ではありません。
黒川蓮司。
これまでハヤテを助け、守り、生き残るための方法を教えてきた男。
もし、その蓮司が目の前で倒されたら――。
ハヤテはそれでも、冷静でいられるのでしょうか。
守られてばかりだったハヤテが、
初めて「守る側」に立とうとする。
第15話「守られるだけじゃ終われない」
よろしくお願いします。
翌朝。
午前6時。
河川敷。
「…………」
俺は、蓮司の顔を見ていた。
いつも通り。
黒いジャージ。
眠そうな目。
機嫌も悪そう。
でも、昨日。
久世龍臣と会ってから、どこか空気が違う。
「何見てんだ」
蓮司が言う。
「別に」
「気持ち悪い」
「失礼ですね」
俺は軽く屈伸する。
脚がまだ少し痛い。
「今日何するんです?」
「走る」
「また?」
「嫌なら帰れ」
「帰ります」
「じゃあ5km追加」
「走ります」
蓮司が鼻で笑う。
いつもの蓮司。
でも、俺には分かる。
何か隠してる。
「黒川さん」
「何」
「久世」
蓮司の動きが、ほんの少し止まった。
「昨日、あいつ」
「…………」
「何か企んでますよね」
蓮司が俺を見る。
「考えすぎ」
「嘘」
「何で分かる」
「昨日から露骨に変」
「お前に言われたくねえ」
「それはそう」
少しだけ笑う。
でも、蓮司はそれ以上何も言わなかった。
「天野」
「はい」
「今日は、走ったあと...護身」
蓮司が俺を見て言う。
「護身?」
「相手を倒すんじゃない」
「…………」
「逃げるために、一瞬だけ動きを止める方法」
なるほど。
「手首」
「はい」
「肘」
「はい」
「足」
「…………」
「人間は急所だらけ」
「怖いこと言うな」
「だから覚えろ」
蓮司が構える。
「まず」
「?」
「俺の腕掴んでみ」
「こう?」
蓮司の腕を握る。
次の瞬間、身体が回る。
「うわっ!」
地面に叩きつけられる。
「痛っ!」
「力でどうにかしようとすんな」
「説明してから投げてください!」
「実戦は説明してくれない」
「正論で殴るんですか!?」
「投げた」
「細かい!」
蓮司が笑う。
そして、俺へ手を差し出した。
「立て」
俺はその手を掴む。
その時、ふと思った。
こいつ。
最初に会った時は...ただ怖かった。
カレン先輩の彼氏。
暴走族。
俺に警告しに来た男。
でも、今。
俺は、こいつを信用している。
多分、思っている以上に。
◇
学校。
昼休み。
「ハヤテ」
ミナミが、俺の机の前に立つ。
「何?」
「今日」
「うん」
「放課後空いてる?」
「多分」
「多分?」
「いや」
最近、予定が予定じゃない。
暴走族が突然来るから。
「空いてる」
「じゃあ」
少し嬉しそう。
「一緒に帰ろ」
「分かった」
その横にユキナ。
一瞬俺と目が合う。
「鬼頭?」
「……何でもない」
ユキナが本へ視線を落とす。
「…………」
最近、ユキナは少しだけ寂しそうな顔をすることが増えた。
「天野君」
今度はミキが来た。
「今日、少し話せる?」
「事故のこと?」
「うん」
俺は迷う。
「放課後」
ミナミがすぐ反応する。
「何の話?」
「…………」
ミキが俺を見る。
まだ言えない。
ミナミには。
俺が橘タクミだということを。
「調べもの」
俺が答える。
ミナミは少しだけ、不満そうにする。
「また?」
「ごめん」
「…………」
「でも」
俺はミナミを見る。
「終わったら連絡する」
少し表情が柔らかくなる。
「絶対?」
「ああ」
「約束」
「約束」
なんか最近、約束ばっかりだな。
でも、それでいい。
一人で勝手に動かない。
隠さない。
少なくとも、前よりは。
◇
放課後。
図書室。
俺とミキは机にノートを広げる。
「分かったことがある」
ミキが言う。
「何?」
「天野君が手術を受けた病院」
俺は身体が、僅かに固まる。
「分かったの?」
「多分」
ミキは資料を見せる。
「事故現場からの搬送先と」
「うん」
「当時、東海地方で小児の心臓移植を受け入れていた病院」
「…………」
指で病院名をなぞる。
「ここじゃないかと思う」
俺はその名前を見る。
知らない。
でも。
胸が、少しざわつく。
「行けば、記録は本人なら見られる可能性ある」
「…………」
本人。
その言葉が引っかかる。
俺は、本人なのか?
天野ハヤテ。
本人。
身体は、そう。
中身は?
「天野君」
「何?」
「大丈夫?」
「……ああ」
「また胸?」
「いや」
最近、俺が胸触るのを完全にバレてる。
「今度」
俺が言う。
「母親にもう一回聞いてみる」
「無理しないで」
「分かってる」
「本当に?」
「佐藤まで?」
ミキは少し笑う。
その時、俺のスマートフォンが震える。
見ると黒川蓮司。
珍しいことにメッセージを送ってきていた。
『今日は訓練なし』
それだけ。
「…………」
嫌な予感。
『なんで?』
送信。
すぐに既読がつく。
『用事』
「…………」
蓮司がこんな、短い返事する奴だったか?
いや。
普段から短いか。
でも、何か変。
「天野君?」
「黒川さん」
俺がスマホを見せる。
ミキが読む。
「用事って」
「分からん」
「電話は?」
する。
呼び出しするが、出ない。
「…………」
もう一回。
出ない。
三回。
出ない。
胸に嫌な感じが走る。
「天野君」
「うん」
「一人で行かない」
「…………」
先に言われた。
俺は少し笑う。
「分かってる」
「藤田さんにも」
「言う」
約束。
だから今度は、守る。
◇
15分後。
俺、ミキ、ソウタ、ミナミ。
四人で駅前に来た。
「で?」
ミナミが言う。
「黒川さんと連絡取れない?」
「ああ」
「だからって」
「うん」
「何で私たちまで」
俺はスマホを握る。
「一人で行かないって約束したから」
ミナミが一瞬黙る。
そして、少しだけ笑う。
「……それならいい」
ソウタが言う。
「俺は?」
「人数」
「雑!」
「冗談」
俺が言う。
「何かあったら警察」
「分かってる」
「絶対」
「分かってるって」
ミキが冷静に聞く。
「黒川さんの居場所は?」
「分からない」
「カレン先輩は?」
「…………」
そうだ。
カレンに電話する。
呼び出し。
二回。
三回。
出ない。
「……こっちも」
ミナミの表情が変わる。
「まさか」
俺の胸に嫌な鼓動がする。
「久世」
その名前に、全員黙る。
「でも」
ミキが口を開く。
「場所が分からない」
「…………」
そこで、俺のスマートフォンに通知が来る。
知らない番号からメッセージ。
『探してる?』
「…………」
写真が一枚送られてきた。
「嘘……」
ミナミが口を手で塞ぐ。
俺の息が止まる。
薄暗い倉庫。
椅子に座っている、黒川蓮司。
顔に血。
口元が切れてる。
でも、意識はある。
カメラを睨んでる。
またメッセージが来た。
『迎えに来る?』
「警察に言おう」
ソウタが言う。
「待って」
俺が写真を見る。
「何で?」
「場所」
写真の背景、壁、シャッター。
この特徴に何かを感じる。
「これ」
ミキが、画面を拡大する。
「壁の文字」
「?」
古い会社名。
途中まで残っている。
ソウタがスマホ検索する。
「……出た」
「どこ?」
「市内の廃工場」
場所が分かると、ミナミが言う。
「警察呼ぼう」
「うん」
俺は即答する。
全員が少し驚く。
「何」
「いや」
ミナミが言う。
「一人で行くとか言うと思った」
「俺も成長してんの」
俺は警察に電話をかけ、事情を説明した。
ただ、問題があった。
「現場には行かないでください」
当然。
警察はそう言うだろう。
「…………」
でも、メッセージがまた来た。
『警察呼んだ?』
「…………」
嘘だろ。
写真が送られてきた。
俺たちが写っている。
今いる駅前、後ろから撮られてる。
ミナミが振り返る。
「誰!?」
人が多い。
分からない。
またメッセージが届く。
『警察呼んでもいいよ』
『その前に終わるから』
「…………」
俺は拳を握る。
...蓮司さん!!
「天野君」
ミキが、俺の腕を掴む。
「行かない」
「…………」
「警察に任せる」
それが正しい。
分かってる。
でも、写真に写る蓮司は血まみれだ。
「…………」
久世...あいつは俺に見せたがっている。
蓮司が、壊れるところを。
多分。
だからまだ、殺すとかそういうことじゃない。
でも、暴力は続く。
「俺、近くまでは行く」
俺が言う。
「ハヤテ!」
「中には入らない」
「本当に?」
「警察来るまで」
俺はミナミを見る。
「絶対」
「…………」
ミナミは不安がる。
でも、頷く。
「私も」
「ダメ」
「なんで!」
「危ない」
「一人で行かないって」
「……」
正論だ。
「じゃあ」
ミキが言う。
「全員じゃなくて」
「?」
「天野君と私」
ミナミが驚く。
「なんでミキ!?」
「私は状況見て警察に伝えられる」
「私もできる!」
「藤田さんは」
ミキは一瞬迷う。
「天野君が傷ついたら冷静じゃなくなる」
「…………」
ミナミは黙る。
図星のようだ。
俺はミキを見る。
「佐藤」
「何?」
「お前も危ない」
「だから近くまで」
「…………」
ソウタが口を開く。
「俺は?」
三人がソウタを見る。
「「…………」」
「いや...その間やめろ」
ソウタがショックを受けながらそう言う。
◇
廃工場。
夕方。
俺とミキは少し離れた道路まで来た。
警察はこちらに向かっている。
スマホで位置を共有する。
「ここから入らない」
ミキが言う。
「ああ」
「約束」
「分かってる」
建物は古い。
静かだ。
でも、遠くの方から金属の音がする。
...ガンッ!!
「…………」
俺の身体が反応する。
行きたい。
でも、止める。
「天野君」
ミキが俺を見る。
分かってる。
「うん」
その時、工場の中から男が一人外へ出てきた。
こっちに気づく。
「……天野?」
「…………」
バレた。
男がこちらに走ってくる。
「佐藤!」
「分かってる!」
二人は後退し、逃げる。
蓮司の訓練のおかげで、周り見る。
正面の道路の左は広い。
右はフェンス。
後ろにはミキ、男一人。
武器はない。
戦わない。
「走れ!」
逃げる。
男が追う。
速い。
俺とミキは、少し遅い。
距離が詰まる。
「ミキ!」
俺は初めて、ミキを下の名で叫んだ。
「右だ!」
「え!?」
その先にコンビニがある。
人はいる。
そこに逃げる。
男が一瞬止まる。
人目を嫌うのだろう。
「…………」
成功した。
俺の息は荒い。
「はぁ……」
ミキが俺を見る。
「今」
「何?」
「ミキって」
「…いや」
「さっき言った」
「緊急時だったから咄嗟だった」
「…………」
「嫌だったか?」
ミキは、顔が少し赤い。
「今その話する?」
「ごめん」
場違いだな。
その時、遠くからサイレン。
警察が来た。
男は工場へ戻る。
「来た」
ミキが言う。
「うん」
これで終わる。
そう、思った。
◇
工場内。
久世は椅子に座り足を組む。
目の前に蓮司が立ってる。
いや、立たされてる。
二人が両脇で拘束している。
しかし蓮司は笑っている。
「警察が来ました」
部下が言う。
久世はめんどくさそうに言う。
「ああ」
「どうします?」
「帰る」
「...え?」
「遊び終わり」
蓮司が口を開く。
「龍臣」
「何?」
「お前」
血が口元から滲み出ている。
「本当に...」
「?」
「変わってねえな」
久世は笑う。
「蓮司も」
蓮司に一歩近づく。
「昔より弱くなった」
「…………」
「守るもの増えたから?」
カレン、ハヤテの事だと、久世は分かっている。
「次」
久世が蓮司の耳元で囁く。
「カレンにしよっか」
蓮司の顔が変わり、殺気で満ち溢れる。
久世は笑う。
「その顔」
「…………」
「好きだよ」
そして蓮司の腹に一発拳を入れる。
「ぐっ……」
「またね」
そう言い残して久世は去った。
◇
警察が工場に到着した。
俺は少し離れたところで見守り、待つ。
隣にミキ。
後ろから走ってきたミナミとソウタが、合流する。
「ハヤテ!」
ミナミが走り寄る。
「大丈夫?」
「ああ」
「入ってない?」
「入ってない」
「本当?」
「本当」
「……よかった」
そして、二人の警察が誰かを支えて出てくる。
「…………」
...蓮司さん。
顔が酷い。
でも、歩いてる。
「黒川さん!」
俺は走りそうになるが、止まる。
警察と蓮司はこちらに気付き、近づいてくる。
「天野」
蓮司が俺を見る。
「...来たの?」
「近くまで」
「馬鹿」
「でも入ってない」
「…………」
蓮司は、少し笑う。
「成長したじゃん」
俺は胸が詰まる。
「すみません」
「何で謝る」
「俺のせいで」
「違う」
蓮司は即答する。
「龍臣が悪い」
「でも」
「違う」
強い。
俺は黙る。
「天野」
「お前」
「はい」
「俺守ろうとか、思うなよ」
「何で」
「俺の方が強いから」
「今日負けてるじゃないですか」
「…………」
「…………」
蓮司は笑う。
「うるせえ」
俺も、少し笑う。
でも、その顔、傷。
俺は嫌だった。
守られてばかり。
助けられてばかり。
俺はまだ弱い。
でも。
「黒川さん」
「何」
「俺」
少し息を吸う。
「もっと強くなります」
「…………」
「喧嘩に勝つためじゃなくて」
「…………」
「次」
俺は蓮司を見る。
「こういう時」
「…………」
「助けられる側だけで終わらないために」
蓮司は何も言わない。
そして、少し笑う。
「なら」
「?」
「まず」
蓮司は指を俺の腹に指す。
「体幹弱すぎ」
「今それ?」
ミナミは泣きながら、少し笑う。
ミキは小さく笑う。
ソウタが言う。
「河川敷地獄続くな」
「お前も来る?」
「遠慮します」
◇
その夜。
カレンの自宅。
スマートフォンに着信。
蓮司からだ。
『もしもし』
「蓮司?」
『ああ』
声は普通。
でも、カレンには分かる。
「何かあった?」
『別に』
「嘘」
沈黙。
『龍臣』
カレンの顔が変わる。
『今日会った』
「…………」
『俺は大丈夫』
「…………」
『でも』
少しの間。
『お前』
「?」
『しばらく一人になるな』
カレンの息が止まる。
「蓮司」
『何』
「また」
声が震える。
「あの時みたいになるの?」
沈黙。
『させない』
蓮司。
「…………」
『今度は』
少し低い声。
『絶対に』
電話が切れる。
カレンはスマホを握りしめる。
「…………」
その目には恐怖。
そして、何かの過去。
◇
一方、久世は車の助手席にいた。
スマートフォンの写真には蓮司、ハヤテ。
「どうでした?」
運転手が聞く。
久世は笑う。
「面白い」
「黒川ですか」
「天野」
「…………」
「奴は来たけど」
「?」
「入らなかった」
久世は窓の外を見る。
「警察呼んで」
「…………」
「近くで待ってた」
「…………」
「前なら、飛び込んでたんじゃない?成長してる」
久世は楽しそうに言う。
「蓮司、ちゃんと教えてる」
「…………」
そして、写真見る。
ミナミ、ミキ、ユキナ、カレン。
一枚ずつ。
「じゃあ」
久世が呟く。
「次は...」
指が止まる。
カレンだ。
「昔の続き...やろうか」
◇
その夜。
俺はベッドで横になってる。
身体は疲れてる。
でも、眠れない。
蓮司の傷を思い出す。
怖かった。
もし、もっと遅かったら。
でも、俺は入らなかった。
警察を呼んだ。
逃げた。
人のいる場所へ。
蓮司に教わったことを、使った。
「…………」
俺は少し、成長してる。
本当に少しだが。
でも、まだ足りない。
「黒川さん」
俺は天井を見る。
「次は」
小さく呟く。
「守られるだけで終わらないから」
ドクン。
ドクン。
その鼓動が少し、強く感じた。
それが、橘タクミの心臓なのか。
天野ハヤテの心臓なのか。
今は、どうでもよかった。
この身体で、生きる。
この身体で、守る。
そのために、俺は。
もっと、強くなる。
ただ。
この時の俺は、まだ知らなかった。
久世龍臣が、次に狙おうとしているのが。
俺でも蓮司でもない。
『瀬尾カレン』
そしてそれが、黒川蓮司の中にある。
最も深い傷を、再び抉ることになるなんて。
第15話を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回、久世龍臣がついに本格的に動き始めました。
狙われたのは――黒川蓮司。
血だらけになった蓮司の写真を見て、以前のハヤテなら一人で飛び込んでいたかもしれません。
でも今回は違いました。
警察へ連絡する。
一人で動かない。
ミキたちに助けを求める。
そして現場へ着いても、感情だけで工場の中へ突っ込まない。
黒川蓮司から教わった、
「逃げること」
「周囲を見ること」
「生き残ること」
その全てが、少しずつハヤテの中に根付き始めています。
もちろん、まだ強くはありません。
それでも以前とは違う。
ハヤテは確実に成長しています。
そして今回、ハヤテ自身も新しい決意を口にしました。
『助けられる側だけで終わらないために』
誰かを倒すためではなく。
誰かを傷つけるためでもなく。
大切な人が危険に晒されたとき、自分にも何かできるようになるために。
それが、今のハヤテが強くなろうとする理由です。
しかし――。
久世龍臣にとって、今回の出来事もまだ「遊び」に過ぎません。
そして次に彼が目を向けたのは、
瀬尾カレン。
蓮司と久世。
そしてカレン。
三人の間には、まだ語られていない過去があります。
『また、あの時みたいになるの?』
カレンが口にした「あの時」とは、一体何だったのでしょうか。
そして久世の、
『昔の続き、やろうか』
という言葉。
次回、第16話。
物語は、カレンと蓮司の過去へ。
そしてハヤテは初めて、黒川蓮司という男が抱えてきた「傷」を知ることになります。
次話も読んでいただけたら嬉しいです。




