2年後………
すみません、短いです!
ユラは、パーティーが終わり深夜の闇に消えるように去った。カリオスは、苦笑して送り出した。
それから、1週間後ノアはレレット王国を去る。
ちなみに、竜神のアミュレットは防御力がヤバく何度もノアは助けられる。カリオスは、終止苦笑したと言う。そして、あれから2年の月日が流れた。
「師匠、レレット王国です。」
「うん、そうだね。」
ユラは、フードを深く被り歩き出す。
「次、身分証明書の…………確認しました。」
「では、急ぐので失礼するね。」
ユラは、ニコッと笑う。
「お待ちを、手紙をお預かりしています。それと、カリオス様達がお待ちしてます。」
ユラは、驚いてからクスッと笑う。
「そう、ありがとう………。」
「いいえ、ようこそレレット王国へ。」
ユラは、頷くとゆったり門を抜ける。風が、ユラのフードを飛ばし黒髪が風になびく。
「お帰り、ユラ。」
そこには、国の重臣やユラの関係者が待っていた。
「皆、ただいま。」
ユラは、素で満面の笑みを向けるのだった。
ユラは、王城に入りノアの転入手続きを済ませる。
そして、懐かしの魔法騎士団団長室………
「さて、王国に力を貸してくれるの?」
「うん、そのつもりだよ。」
紅茶を飲み、暢気に笑うユラ。ノアは、隣でお菓子をモグモグと食べている。何か、可愛らしい。
「俺達医療団は、ユラ・フリーデンを歓迎する。」
「やっぱり、名字はつけられたか。」
ユラは、苦笑して紅茶を飲む。
「まぁ、ノアの為だし仕方がない。」
「ユラも、分かってるでしょ?」
オズとクルトの言葉に、ゆっくり頷くと笑う。
「さて、ルシアさん。話なんですが………。」
「ん?何だ?」
ユラは、暢気に笑ってから言う。
「僕は、入りたての見習い医師ですって事にしてください。僕は、医療団の現在のレベルを調べてみたいので。それ次第では、僕が持てる知識を次世代に残すために教育しても良いと思ってます。」
すると、その場の全員が驚く。
「えっと、良いのか?」
「いざって時に、使えない医療師は足手まといですから。才能さえ、有ると思えば教育したいです。」
ユラは、暢気に笑ってルシアを見る。
「………本当に、ありがとう。」
「さて、いつから仕事に?」
ユラは、ティーカップを置く。
「1週間後、これは見習い用の白衣だ。それと、屋敷に送ったけど医療団の正装と夏用の白衣等はあるからな。あと、今の医療団はグズも沢山いる。」
「……まぁ、覚悟しますよ。」
ユラは、苦笑してからノアを撫でる。
「ユラ、紅茶のおかわりは?」
「はい、いただきます。」
ユリスから、紅茶をついでもらい礼を言う。
「さて、変装は必要だよね。」
眼鏡をかけ、髪をボサボサにして陰キャラのような雰囲気を出す。うん、これならばれない!
「……凄い、別人に見えるよ。」
「よし、これで行こう。」
髪型を直し、眼鏡をつけたまま紅茶を飲む。
「僕は、明日から学園です。あの、帰ったら一緒に冒険者ギルドに行きたいのですけど。」
「うん、僕も冒険者カードの更新をするから良いけど。でも、友達と行くもんじゃ無いの?」
ユラは、暢気にノアを見る。
「でっ、でも……すぐに友達が出来るかなって……」
「うん、出来ると思うよ。良い意味でも、悪い意味でもね。例えば、僕にパイプを持ちたい貴族達とか弱味を握りたい貴族。まぁ、親に言われて渋々と近づく子もいるし。基本は、子供には罪はない。」
心配そうに、ノアを見るユラ。
「だから、本当の友達が出来たらその時は楽しく遊ぶべきだと思うよ。僕に、遠慮はいらない。僕は、君の親だし基本は友人関係に手を出す事は無いからね。今を、存分に楽しみなよ。」
ユラは、親が子供に向ける優しい眼差しで言う。
「はい!」
「本当に、ユラはノアが大切なんだね。」
すると、ユラは真剣に言う。
「うん。もし、この子に何かあれば僕は闇落ちするかもね。いや、人間は堕天と言うんだっけ?」
「………縁起でもない事を言うなよ!」
ユラは、ニコッと笑って紅茶を飲む。
「なんか、懐かしい雰囲気だね。」
カリオスが言えば、同意するように皆が頷いた。
さて、来週から仕事だしゆっくりしようかな。




