同い年・本当の知り合い
お世話になっていたバンドマンの知り合いとTInderでマッチして怖かった女の子をエピソードを聞いた話
Tiderを続けていくうちにリアルの知り合いと何人かマッチすることが増えた。
私は顔がわからないようにしていたし、趣味は特に目立つものもなく特定はされないことが多いため安心していた。
そんな中、相手も顔写真を載せておらず、ただバンドをやっているという情報のみを記載した人とマッチした。
お互いメッセージをするのが面倒な性格だったということもあり、すぐに電話で話すことになった。
開口一番声を聞くとどこかで聞いたことのあるような声をしている。
でも流石に声だけでは特定することができず、バンド名を聞くと以前私がお世話になった同い年のベーシストでお互い正体がわかった瞬間、「元気!?ひさしぶりじゃん!ウケる!」と世間話をした。
そんな中、最近会ってやばかった人の話を聞いてみた。
バンドマン仲間と居酒屋で飲んでいる時に、以前マッチした女の子から家に来ないかと誘われて、二つ返事で向かうことに。
仲間からは明日どんなことがあったか教えてほしいと見送られた。
女の子からは家の住所が送られてきてタクシーで向かったらしい。
流石に女の子から夜に自宅に来ないか?と誘われたら所謂そういう目的だと思いワクワクしていたそうで。
実際女の子の家に着き、部屋に入ると殺風景な眺め。テーブルに椅子、ベッド、冷蔵庫など必要最低限しかなかった。
ベッドを背にして座っていたけど、無音ではお互い気まずいと思ったのか、女の子が映画でもみますか?と提案してくれた。
このご時世、映画といえばサブスクだと思っていたが、彼女が取り出したのは映画を焼いたDVDが沢山収めてある分厚いファイル。流石にそこから選ぶのは面倒臭かったから、「まぁ大丈夫・・・」と断ったらしい。
あまりの気まずさとそういう雰囲気にならず、一旦部屋から出たくなった。
ヘビースモーカーの知り合いは女の子に断ってベランダでタバコを吸うことに。
タバコを吸っているとさっき別れたバンドマン仲間から様子を伺うLINEが来ていた。
現状を伝えると面白そうだから通話を繋いだまま部屋に戻って欲しいと言われて、通話状態で女の子のところに戻った。
女の子は机に向かって一生懸命鉛筆を走らせていて、何を書いているか気になったから後から覗くと絵を描いていた。
よくよくみると【めっちゃリアルな蝉】を描いていたらしい。
描いている意図も分からなければ、なぜ蝉なのかも不明で、だんだん怖くなり、女の子に急用思い出したから帰ると告げ帰宅した。
こんな話を聞いて、また会ったら声かけてよと言われたが、それから全く遭遇することはなくもう何年も経ってしまった。
お世話になったバンドは解散したけど、別にやっているバンドはまだ活動しているらしい。
お世辞にも売れるジャンルではないけど、頑張って欲しい。




