062 ゴーレム召喚……??①
※今回短めです。
ゴーレムを召喚する──そう決まった私たちは、早速ギルドルームの裏庭へと移動した。
この前のガラスラくんみたいに、超高温だったり超低温だったりする子が出てきたら大変なので、やっぱりギルドルームの中で召喚するのは危険だもんね。
ギルドルーム全焼!──とかなったら目も当てられないよ……。
よし、まずは私の今の【魔力】から確認しよう。
「ちょっと準備するので、お待ちを!」
私はみんなにそう言うと、そっと『ステータス』を開く。
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人間 召喚士 Lv. 18
【体 力】 23
【魔 力】 37(41)
【持久力】 23
【攻撃力】 1
【防御力】 1
【 運 】 999
【速 度】 1
【知 力】 1
【精神力】 1
【スキル】
亜人召喚Ⅰ 亜人召喚Ⅱ 亜人召喚Ⅲ
低魔召喚Ⅰ 低魔召喚Ⅱ 低魔召喚Ⅲ
中魔召喚Ⅰ 植物召喚Ⅰ 植物召喚Ⅱ
植物召喚Ⅲ 植物召喚Ⅳ
時短召喚術 召喚権限委任
魔力回復量増加Ⅰ 帳尻合わせⅠ
獲得経験値増Ⅰ
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ううっ、相変わらずの低ステータス……。
これ見る度に、毎回ちょっと落ち込んじゃうよ……。
それよりも私のレベル──黒塔でガルムちゃんを召喚したときから2も上がってる。
あのときに『ステータス』を見たときはレベルが16だったんだよね、何かあったっけ?
──って、そうか。
マギド・ゼブラスをアルテミスがぶっ飛ばしたから、ボス経験値みたいな感じで一気に2レベル上がったんだ。
15万ギルドポイントと大量の経験値……マギド・ゼブラスからは結果的に色々貰っちゃったね。
で、本題のゴーレムだけど、召喚に使うのはこの【低魔召喚Ⅲ】。
スキルの数も多くなってきて、ちゃんと確認しないと間違えちゃいそうだよ……。
そしてその必要魔力量はというと──なんと50!
この前のギルドバトルで指輪だのネックレスだのを総動員して、何とか40まで盛ったというのに……インフレが凄い……!
でも、今の私なら【鉄の杖】を装備するだけでギリギリ届きそう。
何故なら、ザラに杖で戦ってもらっていたおかげで私の杖の熟練度は3まで上昇しているから!
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杖 熟練度 Lv. 3
【熟練度1】 装備中、魔力が1上昇
【熟練度2】 装備中、魔力が2上昇
【熟練度3】 装備中、知力が1上昇
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これなら、【鉄の杖】の上昇量10に、熟練度で増える魔力3を足して、合計13も上乗せできる。
その上、なんと知力も1上昇!
何なら私はこっちの方が嬉しいよ!!
1が2に──倍だよ、倍。杖を持つだけで倍賢くなるんだから。
「ザラ、その杖、ちょっと貸してもらってもいい?」
「は~い!」
こうして、ザラから受け取った【鉄の杖】を握るだけで──
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人間 召喚士 Lv. 18
【体 力】 23
【魔 力】 50(41+13)
【持久力】 23
【攻撃力】 1
【防御力】 1
【 運 】 999
【速 度】 1
【知 力】 2(+1)
【精神力】 1
【スキル】
亜人召喚Ⅰ 亜人召喚Ⅱ 亜人召喚Ⅲ
低魔召喚Ⅰ 低魔召喚Ⅱ 低魔召喚Ⅲ
中魔召喚Ⅰ 植物召喚Ⅰ 植物召喚Ⅱ
植物召喚Ⅲ 植物召喚Ⅳ
時短召喚術 召喚権限委任
魔力回復量増加Ⅰ 帳尻合わせⅠ
獲得経験値増Ⅰ
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ふっふっふ。どうでしょう? 計算通り……!
更に私の【知力】も2……。
もしかしたら今後は知的キャラでいくかもしれませんね……。
「ザラ、この杖使ってくれてありがとう! 無茶言っちゃってごめんね、でもおかげで私の杖の熟練度も3まで上昇したよ!」
「いえいえ~! でもボクがこれでぶん殴ってるだけで、マスターの杖さばきが上達するのも意味わかんないですけどね~!」
「それもそうやけど、ウチからしたら杖で殴るっちゅう制約つきで第五天位とか、ザラはんも化物やで……」
それはそう……。
実質、杖縛りプレイみたいなものだもんね……。
とにかくこれで、ゴーレムを召喚するための魔力はきっちり揃った。
よーし、じゃあ早速いってみよう!
「お待たせしました、早速いきますね……【低魔召喚Ⅲ】──ゴーレム!」
私がそう唱えた瞬間──いつものように、目の前に魔法陣が展開される。
そして、白い光がそこから湧き上がり、ゴーレムの輪郭を形作っていく──かと思いきや……。
「……あれ?」
間の抜けた声を上げる私の目の前に現れたのは、神秘的で、それでいて近寄っちゃいけないような不気味さまで纏った──巨大な門だった。




