前へ目次 次へ 11/33 (二)-9 「じゃあ……、ウーロン茶で」 そこまで言われてしまうと、何か頂かなくてはいけない気がした。それなので、ウーロン茶にした。 ルーシーさんの世話好きなところは以前会った時と変わっていなかった。まるで近所のおばちゃんみたいだと前回思ったが、今回再び会って、改めてそう思った。もちろん口に出しては言わなかった。「彼女」たちは女性として生きているのであって、おばちゃんとして生きているわけではないからだ。 「あんた……、ここに来ちゃいけないって言っておいたでしょう」 (続く)