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村の家
ゴットマザー視点です
…いい村のようだ。
皆笑顔で活気付いている。
こんなに笑い声が響いている村に地雷だなんて…
まぁ、佳奈の調べだから絶対にあるんだろうけど。無かったら佳奈を外に引きずり出すか…
「よし。探すか…」
村の中を歩き回る。中心部は安全かな?特に何も怪しいものはない。
なので少し中心部から離れたところへ行くと…
「ここだけ…?」
一軒だけ焼け焦げて半壊した家帰ってある。なんでこれだけ…?
ジッとその場に佇んでいると
「おや、こんなところまで来るなんて珍しいね。」
「あ、こんにちは…」
親切そうなおじいさんが話しかけてきた。
「あの、この家って…」
「ああ、この家はね…この村で最初で最後の強盗が入った家なんだ。ここは平和じゃからな。強盗なんて来ないんじゃ。だから、その事実と残酷さを伝えるために残しとるんじゃよ。」
「…強盗…」
眉間に深いシワを刻みながら話してくれる。よほど残酷だったのだろう。さっきの優しそうな顔から一転。渋い顔をしていた。
私はなぜかそこから目を離すことができなかった。
ネタが切れそう…
多分更新スピード落ちます…




