ゴットマザーとアップルパイ
国王視点だよ
重く怠い体を引きずって自室に戻る。
ボフンッとベッドに身を沈める。
「はぁ…」
あ、ご飯食べるの忘れてた…まぁいいや。起きたら食べよう…
だんだん瞼が重くなる。ゆっくりと夢の世界に引きずり込まれる。
夢の世界に片足突っ込んだくらいでノックされる。
「チッ、はーい?」
「チッ、じゃないよ。」
「あ、ゴットマザー」
珍しく紙の束を持たずに入ってきたゴットマザー。その手にはお盆が…
ん…?いい匂い…
「ほら、何も食べてないでしょ?だから」
「アップルパイ!!」
香ばしい生地の香りと甘酸っぱいリンゴの匂いが漂ってくる。
ぐぅ〜…と空きっ腹が声を上げる。
「いただきます!」
「ん。」
サクッといい音がなる。口に入れるとパリッとした表面としっとりとした裏面がいい感じにリンゴを引き立てる。甘酸っぱい匂いが鼻を抜ける。
「ん〜!美味しい!」
「当たり前でしょ?私が作ったんだし。」
「あはは、そっか!」
「ほっぺ」
「んあ」
もっきゅもっきゅと謎の効果音をつけながらアップルパイを完食する。
「ご馳走様でした!」
「お粗末様。」
お腹いっぱいになり眠くなる。ウトウトしてるとゴットマザーが私をベッドに運ぶ。
「まだ歯…磨いてない…」
「歯磨いたらあんた目覚めちゃうでしょ?」
「んむ…」
布団をかけられ私は睡魔に勝てず、夢の世界へ旅立った。
「おやすみシオン。また明日。」
アップルパイ食べたい。(唐突)
でも作るのめんどくさい。美味しいものは作るのがめんどくさいのか…




