粛清
国王視点です
「また結界壊して…!!」
「「す、すみませんでした…」」
ゴットマザーに粛清されてるナウ☆結局結界壊しちゃった…てへぺろ☆
フローリングで正座は痛い…
「聞いてんのかシオン。」
「キ、キイテマスゥ!キカセテイタダイテマスゥ!!」
「……」
睨むな!怖いから!睨むでない!後で書類ちゃんとやるから!!!
「後で佳奈に頼んで作ってもらっておくから。もう壊すなよ?」
「「はーい」」
痺れた足を伸ばし、伸びをする。
のろのろとした足取りで部屋に戻る。
部屋の扉を開けると、そこには積み上がった書類。
「はぁ〜…」
深いため息がでる。これを片付けるまで金平糖は禁止だし、町にも出れない。
地獄である。
背もたれに体重をかければギシギシと悲鳴をあげる椅子。
うだうだしてても書類は終わらないので渋々羽ペンを手に取った。
窓の外は憎いくらいの晴天だった。
訓練所の結界は佳奈が張ってるのに壊すお二人さん。
よっぽど暴れたんだね☆そりゃゴットも怒るよ!
紫音「本気出してないよ?」
あんた人外だから。あおも大概だけど。
紫音「…じゃあまた次回会おうねー!バイバーイ!」
あ、おい!勝手に閉めるな!




