お茶会
国王視点です
…最近侵入者が多い。
一応片っ端から始末はしているが、なんせ数が多い。
疲れる。何でこんなに来るんだ侵入者…しかも雑魚い奴らばっかり。
なんか恨まれるようなことしたかな?
「…思い当たる事が多すぎて分かんないや。」
考えてはみたが思いつきすぎたので考えるのを諦める。
マジで何なん?新種の嫌がらせ?
前まで拷問とかめっちゃ楽しかったけどゆっくりやってる暇はないので魔法で心のぞいて殺しての繰り返し。
…飽きたわ。
「こくおー…って何してるの?」
「暇してるの。」
「書類やったら?」
「終わった(`・ω・´)」
「ドヤ顔すなぁ」
ノックもなしに扉を開けてズカズカ入ってきたのはモモ。
手にはティーカップと茶葉の入った容器がある。お茶会をしに来たみたいだ。
「お菓子用意するから待ってて。」
「ん。」
何も言わなくても分かるあたり私達プロだと思う(`・∀・´)
さて、今日は何を食べようか。
この間は外交先で貰ったクッキーだったっけ?じゃあ…マカロンとマフィンにしようかな?確かこのマフィンオレンジピールが入ってた気がする。美味しいやつやん。
「持ってきたよー」
「わーい!」
専用のお皿に並べて、モモが入れてくれた紅茶を飲む。どうやら今日はダージリンのようだ。
「んまっ。なんかこれ柑橘系の味がする。」
「よく気づいたな…これにはオレンジピールが入っている!」
「マジか!美味いやつやん!」
「だから美味しいでしょ?」
「んむ!」
女の子らしい(?)会話をしながらお菓子を摘む。
シトロンうまっ。しつこくない甘さでさっぱりしてる。うん美味しい。
ダージリンで口の中を直せばまた新しい味を楽しめる。
「次の戦争っていつくらい?」
「まだはっきりとは決めてないけど、喧嘩売ってくる奴ら多いからなぁ…」
「侵入者のこと?」
「そ。めんどくさくなってきた。」
「ふーん。私は殺せるから楽しいけど…」
「情報見るのが面倒くさいし、処理が大変。」
マフィンを頬張りながらキラキラとした目でこちらを向くモモ。
戦争好きになったねぇ…昔はこんな子じゃなかったのに。
「口の横、ついてるよ。」
「まじで?」
「もーらいっ」
「あ!私の食べかけのマフィン!!」
キャイキャイ騒ぎながら小さなお茶会は陽が傾くまで開かれていた。
マフィン食べたい。
甘いもの食べたい。




