130/225
暖かさ
青葉視点です。
「…!」
夢から覚める。
息が荒く汗がにじむ。見たくなかったのに…
震える体をいなすようにさする。
「落ち着け…落ち着け…」
「どしたん?」
まだ半分夢の世界にいるのかトロンとした表情の国王。
布団から半身を起こし、お人形を抱いてこちらを怪訝そうに見てくる。
人形抱いて寝るとか可愛いかよ…
普段ならここで写真を撮るところだが今はそんな気分じゃ無い。
国王の目がピンクと水色に染まる。魔法を使っている証拠だ。
まだ眠たげに瞬きして瞳の色を戻す。
ゆらりと立ち上がってこちらに歩いてくる国王。そのままモゾモゾと俺の布団に入ってくる。
「え?!ちょ、国王?!」
「んー…あったかぁい…」
溶けた声で俺の隣にすっぽりはまる国王。その姿はまるで猫。
「ん〜…あおはひとりじゃないよ?私が、そばに居るから…」
俺に抱きついてそのまま眠りにつく国王。
その温かさにつられて俺も眠った。
その後、モモに写真を撮られ拡散されたのはまた別の話…
オフトゥンに入りたい。
寝たいんじゃー




