節分
青葉視点です
「今日は節分なんだって!だから豆まきやろう!!!」
「あの、国王絶対安静ですよね?」
「知らん!動かなくて暇なんじゃ!やるぞ!もう準備できたし、国民にも伝えといたから!!!」
「…はぁ。」
医務室に見舞いに行ったら…
あー、頭痛い。なんなんだもう…心配してたのに損した気分。
ズルズルと引きずられながら町へ降りる。
横ではモモがウキウキと目を輝かせている。いや、止めろし。
「皆のもの!!この国の安全を守るために豆まきするぞ!!ルールは簡単!当てられたら脱落だ!残った人が勝ちだ!勝った人にはご褒美があるぞ!」
「「「おおー!」」」
なんで乗っかっちゃうかな国民。しかもやる気満々じゃん…
あぁ、後で怒られる。
「よーい、スタート!!」
国王の合図とともに町が戦場となる。
豆と豆が飛び交い、次々と脱落者が出ている。
「はえー、地獄絵図。私も行ってこよ!」
生き生きと飛び出していくモモ。手加減しろよ。
ぼーっと空から戦場を見ていると見慣れた白と黒…
「国王?!?!」
いや、何参戦してくれちゃってるの?!国王病み上がりでしょ?!絶対安静って言われてたよね?こないだまで寝てたよね?!酸素マスクしてたよね!?何してくれちゃってるの?!
慌てて町に降りるも人が沢山いて分からない。
なんか凄い町の人に狙われる。なんで…
ええい!ままよ!
「かかってこいやぁ!」
俺も参加した…
豆まき大会だ!
病み上がりの国王…元気だね。




