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魂の在り処-百物語一話-1
まず私からだな。
32才、男、医者をやってる。
名前は真之介だ、よろしく。
………皆は魂はどこにあるか考えた事はあるか?
学生の頃は必ずといっていいほど自分探しをし、自分とは何か、魂とは何かを考えるものは多いはずだ。
私はそんな学生気分をずっと引きずりながら医者になった。
魂とは何か、どこにあるのか………。
そして、機会は訪れた。
「先生、よろしくお願いします」
月並みな患者の言葉に私は、
「任せてください」
と月並みな言葉を返した。
脳に関する手術を何回かに分けて、間隔をおいて行う。難しくない。私にとってはね。
いつか機会を伺っていた私にとって、絶好の機会。




