9/47
第九話「試練」
了也「先生!お願いです!僕にもその元師さんの技を教えてください!」
大須賀「あ"!?そんなんタダで教える訳ないやろ!お前の力が教えるに値すると認めたらの話や!」
了也「だったら!」
そう言って構えをとる了也。
喜多田「Stop!Stop!公共の場ですよ!戦いは道場に行ってやってください!」
ーーー大須賀道場にてーーー
了也「では改めて…」
大須賀「どっからでもかかって来いや!」
それを聞くと同時に了也が道場の床が剥がれる程強く踏み込み、瞬間、了也が大須賀へ目にもとまらぬ速さで突貫する。その速度から放たれる拳は大須賀の腹に直撃し…
了也「………やったか…?」
大須賀「馬鹿野郎、それ言ったらあかんやろ。」
そう言いながら拳を受けて尚、直立不動の大須賀が了也へ渾身の拳を返す。
大須賀「相手を磨り潰すようにねじ込まれる拳、俺が"グリグリ"と呼ばれる所以や!」
そのまま了也は勢いよく道場外へ吹き飛びーーー
大須賀「今日のところは不合格や!出直して来い!」




