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第四十六話「誇」
了也「ッ………!!!先生!!!」
覚醒したZの渾身の一撃が大須賀の腹に風穴をぶち開けた。
血を吐いた大須賀が地面に膝を着く。しかし…
大須賀「ええか………岡本………何度やられても諦めることなく立ち上がれ!闘いってのはな………最後まで立ってたやつが勝者なんや!………………お前が諦めるのを…………………俺は…………俺と喜多田は…………許さんぞ!!!」
大須賀はそう言いながら立ち上がる。
了也は大粒の涙をボロボロと流しながらその場に立ち尽くしていた。
Z「まだ立つか…………だが、これで終わりだあああああぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
大須賀「俺は何度でも立つぞZ!!!俺は拳闘士の誇りにかけて最期まで立つ!!!」
生きていることが奇跡とすら思える状態の大須賀が今までのどんな言葉よりも強く言い放った。
そこにZの技が撃ち込まれる。大須賀にはもう避ける力など残されてはいない。
Z「これで死ね!!!閔暴揺!!!!!」
大須賀「来世は…………イタリア人がええな…………………………」
了也「先生ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」
拳闘士大須賀はZの超常的な力の脚技を受け、絶命した。
ただ死して尚、大須賀は地に膝をつけることなく地面に立っていた。




