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将校の勇と幽霊少女  作者: 豊田 玲
3/5

色んなことをして尚

R18要素あります

あきと出会ってから1年が経過した

相変わらずお互いの心を隠したまま

俺はこのままでもいいかと思い始めていた

いや、このままがいいと思っていた


「それはいかんのぉ」


この日俺は仕事を午前で終わらせ寺に来ていた

この気持ちの事を住職に相談するためだ

あきを俺の部屋において

そして相談を終えた直後

住職がそれを喋った


「あきはわしらからすると普通の女の子じゃが、未練を強く残す幽霊じゃ。このままじゃと悪霊になるぞ」

「あ、悪霊?」

「そうじゃ。もはや何時なってもおかしくはない。彼女を成仏させてあげなさい」


思いもしなかった

悪霊などまるで考えなかった

そう、彼女は幽霊少女なのだ

このままでいいはずがなかった

俺はもんもんとしながら帰宅した


昼間出たはずだがあたりはいつの間にか真っ暗だった


「あ!おかえりー!」


自室に入ると俺のベッドで足をパタパタさせながらあきが出迎えてくれた

いつも通りに


「あき、お前成仏したいか?」


俺はあきの姿を見るなりそう聞いた

あきの想いを知ってるからこそ自分でもわかる

凄く意地悪な質問だ


「え!?えー……成仏……したい、、」


困ったように答えるあき

そこに半ば強引にたたみかける


「お前俺の事好きだろ」

「ふぇ!?あぁああぁぁわやわわやややわわ」

「おい、どうなんだ?」

「あの!そのその……はぃ、、、、」


顔どころか全身を真っ赤にさせてあきが答えた


「あき、お前が成仏出来ないのは恋に未練があるからだよな?俺に恋したお前は成仏出来ないのか?」

「うーわかんないよぉ……もっと恋人っぽい事したら……もしかしたら」

「恋人っぽい事?一緒に食事したし散歩したし映画だって連れていったぞ。他に何を……!」


気づいた

あとひとつやってない事がある

彼女も気がついたようだ

顔を真っ赤にして固まってる


幽霊と……するのか?

出来るのか?


「いさむとなら私……その……あの……!!!」


………………やる気満々だ


「俺幽霊どころか普通の人ともあまりした事ないぞ?」

「わ、私もないもん!は、はははじめてでぇ……あわわわわ」

「おーけーわかった。怖かったら言ってな」

「うぅ……うん」


今日は金曜日で明日は祝日の土曜日

少しくらい夜更かししてもいいだろう


俺はあきをベッドに静かに押し倒し

目をつぶらせ

その唇にゆっくりとキスをした

初めは唇を数回軽く触れさせた

触れる度に握りしめた手がぴくぴくと動く

そしてゆっくりと舌を絡めた

温度こそ冷たかったが

その感触は人のそれと全く同じだった


「ンン……ヒャァ、、アッ」


優しく、激しく舌を絡めてると

あきがそんな声を出し始めた

目がとろんとしてる

握ってた手を離し

下の方へやる


「ヒャウ!」


と声をあげる

その濡れ方は

あきがどれだけ俺が好きなのかを表していた


お互い限界だ


あきの上に乗り

あきの手を握り

今にもはち切れそうな俺のモノをあてがう


「入れるぞ」


コクコクと頷く

余裕がないみたいだ

俺は

ゆっくりと

ゆっっくりと

彼女にいれた


「ンッ!ンン……ふぁぁ」


こえをあげるあき

とてもか弱く

とても可愛らしかった

中はとても冷たいが

俺の体温ですぐに暖かくなった


そして俺はあきを感じ

何度もあきの中で果てた

何度も

何度も

何度も


どれだけの時間こうしてたか

すっかり夜は開けていた

している時あきは何度も俺に好きだと言ってくれた

だが俺はその言葉に答えられなかった

必死だったのもあるがつたえるのが怖かった


疲れてしまったのだろう

俺の横ですやすやと眠る彼女


「……俺も好きだ」


起きてたとしても聞こえただろうか

それほどに小さい声で出したその言葉


俺は本当に弱虫だ

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