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魔剣使いの最凶冥王―ワールドアブソリュート―  作者: 神薙リンシア
第3章 魔道学園編
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第22話 生徒会

どうも、スランプに陥り今まで投稿出来ていなっかったKomeijiです。

今回はおまけで百文字程長くなっているはずです。

遅れてしまって申し訳ございませんでした。


では、本編をどうぞ!



「さて、先生に喧嘩を売った生徒とは貴方ですね?」

「・・・・・・・は?」

俺は向けられた言葉に思わず声が漏れてしまった。俺は向けられた言葉をやっとのことで呑み込むとそれについて訊いた。


「喧嘩を売ったというのはどういう事でしょうか?」

すると驚きの言葉が返ってきた。


「えーと、確か貴方と同じクラスのビルデ・ルイスという生徒ですよ」

名前を聞いた瞬間舌打ちをする。

(あの貴族野郎か・・)


「あの、どうかされました?」

俺はその言葉に思考を中断し「いや、なんでもない」と返すともう一度思考を始める。

(えーと、確か貴族のボンボンだったか・・あいつの家の爵位は確か男爵だっけな、よし、決めた。あいつの家を潰してやるか・・とまあ、どこぞの誰かなら言うが俺は言わない。動機も知りたいな・・)

そんな事を考えていると女子生徒が話しかけてくる。


「一緒に生徒会へ来てもらえない?」

まるで友人を飯に誘う時の様に敬語を止め、タメ口になる。俺はその変化を多少気に掛けつつもチラリとクラスメイト達の居る後ろに振り向く。俺はそのままある人物を探す。

(居た・・)

見つけたのはクラスメイト達に隠れるようにして居たビルデ・ルイスだった。俺は小さく舌打ちをすると女子生徒に視線を戻す。すると俺の答えを待っているようだった。俺は溜め息を吐くと。


「分かりました、行きますよ」

と答えた。すると女子生徒はパアっと目を輝かせる。


「では行きましょう!」

俺の手を掴むと、女子生徒と思えない力で引っ張られる。


ふぁっ!?


結論。女の子の手は柔らかかった。


 ☆ ☆ ☆



「さ、着きましたよ此処がアルキュール学園生徒会よ」

ビシッと生徒会の部屋を指差し、言う。

あの・・リディアさん?時々口調変わってませんか?


「は、はあ・・」

「どうしたの?」

「い、いえ、何でもないです」

「そう・・」

何かを言いたげな顔だが俺はそれをスルーし、生徒会の扉を開けた瞬間、明確な殺意と共にナイフが飛んで来る。俺は目を閉じ、避ける。その回避を予想したかのように今度は首をめがけナイフが振り下ろされる。


キィン


謎の金属音が響き、ナイフを振り下ろした当人(とうにん)は目を見開く。それを感覚で感知するとボソッと呟く。


「どいつもこいつも、俺を舐めすぎ」

俺は『テレポート』で背後に回ると腰から先程のナイフを取り出し首に当てる。


「チェックメイト」

そう聞こえる様に言うと両手を挙げる。


「降参します」

少々高い、いや、高い女の声が聞こえると同時に部屋の照明がつく。すると視界に映ったのは両手を挙げ、メイド服を着た銀髪ボブカットの女の子だった。俺は慌ててナイフを下げる。此方(こちら)を向くと。


「あー、なんだ、悪かったよ」

「いえ、私が悪かったんです御客人に刃物を向けてしまって」

と、頭を下げる。今気付いたがこの人は黒眼であった。


(あれ・・?この世界で黒眼の人って他に居たか?いや、まず見たこともない・・まさか・・)


「はい、今貴方の考えてる通りですよ」

「えっ・・・?」

「私の名前はシスティーナ・フローズです、そしてもう一つの名前は『御祐妓(ミヒロギ)(アヤ)』です」

それは数ヶ月前から全くと言っていい程聞いていなかった日本語であった。俺は目を見開いたまま動けなかった。


「『転生者です』」

ニコリと笑い、日本語でそう告げる。その言葉に俺は口を開く。


「・・・そうか、愛翔(マナト)の妹か」

古くからの友人の名前を口にすると綾ちゃんが目の色を変える。


「兄さんを知っているのですか!?」

綾ちゃんが驚き、騒ぎ始めると聞き覚えのない女の子の声が聞こえて来る。


「システィーナ、何があったか知らないけど、押さえてくれないかしら」

すると何処からともなく金髪蒼眼の女子生徒が現れた。


「『テレポート』?」

俺は疑問を口にする。


「いいえ、『テレポート』ではなく『インビジブル』という魔法よ」

(ああ、なるほど、別名『透明化魔法』か・・犯罪に使われてそう・・)

そう俺は直感した。


「っと、自己紹介するわね?私はアルキュール学園生徒会、生徒会長セリナ・キルエライトよ、よろしくね」

そう言い、生徒会長は手を差し出す。俺はその手を握ると笑顔になり――訂正。目が笑っていない笑顔で。


「貴方さっき私の使用人と話していたでしょう?何を話していたの?答えなさい!」

教室どころか校舎全体に届くような大声で問い詰められる。そして俺は気が付いた。俺の手をあり得ない力で握っている事に・・。俺はその剣幕にチラリと綾ちゃんの方に視線を向けると「私は生徒会長の使用人じゃありません!」と言っているようだった。俺の耳は先程の声で使い物にならないので読唇術を使い読み取った。すると徐々に周りの音が聞こえて来る。


「で?何を話してたの?」

とまだ訊かれたので観念し、答えた。


「ああ、彼女は俺の故郷の友人だよ」

そう答えると生徒会長は疑いの眼差しで俺を見てくる。


「システィーナ?貴方はこの男の事知ってる?」

その言葉に綾ちゃんは困惑し、首を横に振った。すると更に俺の手を握る力が強くなった気がした。


「システィーナはそう言ってるみたいだけど?」

何故か俺にドヤ顔でそう言うとニヤリと口を歪めた。その表情を見て溜め息を吐いた。


「はぁ・・じゃあ綾ちゃん、夏井って言ったら分かるかな?」

そう訊くと驚愕の表情になる。


「楓真さん・・?」

呟いた綾ちゃんに向かって首を縦に振ると綾ちゃんが涙目になった。

(えっ・・?)


「ひっぐ・・うぅ・・」

本格的に泣き出した。俺があたふたしていると生徒会長にガンを飛ばされた。


えぇ・・・?これ俺が悪いのか?



夏井「どうも夏井です」

作者「同じく作者です」

夏井「呼び出す人が居なくなったんだね」

作者「うん、その通り、大正解」

夏井「で、スランプはどうした」

作者「今は脱出したはずです」

夏井「そうか、んじゃ次回予告行くぞ~」

作者&夏井「次回!『第23話 魔剣使いVS聖剣使い』」

作者&夏井「エクス・カリバー!」

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