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魔剣使いの最凶冥王―ワールドアブソリュート―  作者: 神薙リンシア
第3章 魔道学園編
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第20話 クラスメイト

はい、ぎり間に合いました。

割ともう一つの物語の方に手間取って遅くなりました。申し訳ございません。


では本編どうぞ!


スピーチを終えた俺に待っていたのは奈々の説教だった。俺は奈々の説教を二時間耐えきり、痺れる足を引きずり『1‐S』と書かれた少し開いている教室の扉を開けた。その瞬間頭上から黒板消しが落ちてくる。俺はそれに気付いていた為、予め用意していた魔法陣に魔力を送り、発動する。そしてぶつかる瞬間、塵と化す。その一瞬の出来事に全員が驚く。


「これで終わりか?」

そう尋ねると明らかに表情を変えた男が立ち上がる。


「首席だからといって調子にのってんじゃねぇ!」

その男は魔法『ファイヤーボール』を使い、俺に投げてくる。そこで俺は『ファイヤーボール』に手を翳し、スキルを発動する。すると『ファイヤーボール』は跡形もなく消える。


「はぁ・・・」

それに俺は溜め息を零す。そして俺は教室を出ようとすると、元の世界でよく聞いていた声が俺を呼び止める。その声の懐かしさに思わず歩みを止める。


「楓真!」

俺はゆっくりと振り返る。


「・・・姫娜月」

俺はそう呟いてしまう。


「楓真!貴方はそんな人ではなかったでしょ!?」

俺に叫ぶ様な声で問いかけてくる。


「人間、変わるもんだよ」

俺はそう言い、教室を出ようとするがまた呼び止められる。


「夏井君!」

今度は誰だかもう分かる。


「なんだよ勇者(笑)」

イライラとしながら煽ると伊澄もイラついた様で――


「何が(笑)だ!」

そう怒鳴ると、俺の襟首を掴む。俺は勇者(笑)に【弱】に押さえた殺気を当てる。すると勇者(笑)は俺から距離を取り、背中から黄金の輝きを放った剣を抜き、俺に向ける。


「・・・俺に剣を向けるんだ・・覚悟はしたんだろ?」

俺は虚空から村雨を出し、抜刀すると殺気が濃くなる。


「お前も訓練されたんだな」

感心していると勇者(笑)は笑いながら、話し始める。


「僕はね、イベルリエル王国の迷宮テラリス迷宮っていう迷宮の五十一階層まで行ったんだ。そのくらいの殺気くらい余裕さ」

そのドヤ顔にむかつき、俺は村雨を納刀し、中腰になる。


「『剣型参ミ――』」

俺が剣型を発動させようとすると危険察知が反応する。俺は直ぐさま村雨を抜刀すると危険を察知した方向に向け村雨を振るう。その瞬間何かを斬った感触が伝わってきた。すると遅れて発砲音が聞こえ、そして真っ二つになった鉛の玉が落ちた。


これは・・・・


「銃か?」

俺はそう呟く。


「そうよ」

それに答えたのは希美だった。


「私のスキル『賢者の知識』で出したのよ」

そう言い、手にベレッタM93Rを出す。


「チート野郎かよ」

俺はそう呟く。


「でも三分くらいしかもたないけどね」

そう言うと希美が手に持っていたベレッタM93Rが消える。俺はそれを見ると舌打ちし、村雨を納刀し、アイテムボックスに仕舞い、席に着く。すると教室の扉が開き、小さい女の子――所謂幼女が入ってきた。俺達が驚いているとその幼女が教卓に立つと喋り始める。


「今回貴様等の担当になったリンシアだ、Sクラスだからと言って手加減は一切しないからな」

容姿に似合わぬ物言いに更に驚き何も言えない俺達。それに構わず話を続けるリンシア先生。


「我々サリダル魔道学園は三ヶ月後のフェネクスに優勝せねばならんのだ」

その一言にクラス全体にどよめきが起こった。


「だから、貴様等にはもっと強くなってもらわねばならないのでな」

そう言うとリンシア先生はニヤリと笑うと言った。


「ではまず、自己紹介から頼むぞ」

俺はその言葉を聞いた瞬間眠った。



 ☆ ☆ ☆



俺は暖かい空間でふわふわしていると突然怒鳴り声が聞こえる。


「スヤスヤと寝てるんじゃねぇ!」

俺は夢の世界から脱出しリンシア先生の拳をガードし、投げ飛ばす。が、リンシア先生は受け身を取る。


「ハッ!?」

俺は無意識状態から覚醒し、リンシア先生の手を離す。


「まったく・・・貴様。早く自己紹介をしろ」

リンシア先生は服の埃を払い、教卓に向かう。


「えーと・・」

俺は黒板を見ると自己紹介の手順が書いてあった。


「どうも、夏井楓真です、えーと、ギルドランクはEX、歳は15か16。得意魔法は殲滅魔法と創造神級魔法。剣術もいける。えーと、ワールドギルドランキングは1位な、はいよろしく。」

俺はそう話を切り上げて机に突っ伏す。俺が突っ伏すとまたもやどよめきが起こった。それを気にしていないかの様に立ち上がり、自己紹介を始めた。


「私はユサ・リオサスです。ギルドランクはAで歳は16です。得意魔法は水と氷です。ワールドギルドランキングは5位です、今は生徒会風紀委員を務めています。よろしくお願いします」

俺はその自己紹介を聞くとまた睡魔に襲われ、抵抗もせず眠りに落ちた。



夏井「チッスチッス、夏井楓真君ですはい。」


作者「何故そんなにテンション高いんだ?」


夏井「そりゃ1週間振りに出番だからな」


作者「ああ、うん。悪かったよ」


夏井「もう気にしてない」


作者「次回!『模擬戦』」


夏井&作者「デスサイズ!」

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