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私と彼の恋模様  作者: 辰野
11/224

11.

 「そういえば電車の時間……」

 「へ?電車の時間?」


 いきなり電車の時間なんて気にしてどうしたんだろう

 まだお昼も食べてないのにもう帰りの電車気にしてるのかな


 「ねぇ、今電車の時間表持ってない!!」

 「確かリュックの中に押し込んでいたような……それがどうかした?」

 「あの電車が何分にどこの駅に着くのかを調べるの。その駅から高校まで移動する時間を足しても授業に間に合うような場所を見つけたらそこが王子様が通ってる高校だと思う」

 「わっ、珍しく明美が名案を思い浮かべてる。今日は雪でも降るんじゃない?」


 明美が名案を思い浮かんでくれたおかげでなんとかお兄さんを見つけることができるかもしれない

 それにしても、これって人によったらストーカーに見えるんじゃないだろうか

 名前も知らない、顔もよく覚えてない、そんな高校生を追いかけえる女子中学生2人

 逆の立場だったら即座に警察行きになりそうな文章である


 今のうちにそのお兄さんが笑って許してくれることを期待しておこう……


 「よし、そうと決まったら帰り道に実験してみよう。私、今日部活休むから」

 「そんなことで休まないで欲しいな。ただでさえ人数少ない部活なんだから一人休むだけでも大変なんだよ」


 それに、周辺の高校の名前は知ってるけど場所は知らないのがほとんど

 あの明美が全ての高校の名前と場所を覚えてるはずもないからスマホで調べるのがベストだ

 うちの学校は学校にスマホを持ってくるのは禁止されてるから一度家に取りに帰ったほうがいい


 それに、明日は土曜日で学校は休みなんだからわざわざ今日調べる必要がない

 別にそのお兄さんが逃げるわけじゃないのだから


 「とりあえず今日のうちにその高校とか調べといてあげるから帰ったら連絡するね。くれぐれも一人で行かないように」

 「分かりました、海音隊長」


 …………先が思いやられる

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