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テンプレを知らないおやまが、テンプレを書いたらなんだか哲学になっていた。  作者: おやまみかげ(・8・)


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7/7

第7実験 おやまは見切り発車がすぎる。


 そうして婚約破棄テンプレを書いたわけなんだが――読まれなかった。


 こんなおもろい話あります?


 もう笑ってくれよ。

 第1回白ちくわ作戦は失敗したのだ。クソワロ。

 

 8/20〜8/25まで毎日アップしてたのだがこれだ。

 8月の日別平均は『14PV』


 書いてるのが『白銀』だったらまずまずのPVだ。

 でも今回はテンプレを使ったのにこれだ。実に滑稽である。


 そうしてやる気を失った。


 あまりにもわかりやすいエターナル!

 と思っていたのだが、この作品は一応短編コンテストに出していた。


 仕方ないから完結させるか……。

 

 そんな気持ちで重い筆を取った。

 自分で始めたくせに向き合い方があまりにもゴミ。


 そしてこの頃、新たなテンプレ作品に手を出していた。

『勇者パーティから勇者を追放したので、もう魔王城に行きません!』だ。


 これは『ニア』とは違って、おやまの大好きな視点移動を使って書いている。


 ただし『白銀』のような高速視点移動は封印した。

 さらにスート(♠︎♣︎♦︎♥︎)を目印にして、今誰の視点で物語を見ているのかを明確に。

 また、すぐに視点を散らさずに固定気味に設計した。


 自分の好きな書き方で市場向けを意識する。


 実験は第2フェーズを迎えようとしていた。


 そんなこともあり、正直『ニア』からは心が離れつつあったのだが……。

 読んでくれている方がいるのに、あまりにも無責任だとも思うわけです。


 そして、なんとか『ニア』を完結させました。

 これで『勇者』に集中できる!! わっほい!!


 が、ここで『ニア』が仕事をし始める。

 なんと、完結ブーストがあったのだ!!

 『白銀』にはなかったのに!!


 ニア完結日のPVは『756PV』だった。


 白銀の完結日? 『40PV』ですけど。

 いろんなことが重なり一気に伸びた日でさえ『307PV』


 はい、2倍以上あるわけです。


 ちなみにアルファでは、ニアで初めて24hポイントが1500を超えました!

 

 ――アルファポリスでは、ポイントが1500を超えると出版申請ができる。


 もう意気揚々とダメでもチャンスやで!! ばりに申請しようとしました。

 でもファンタジー棚で出していて、ファンタジーコンテスト中だったんすよね。


 ――コンテストが行われている棚の作品は、出版申請ができません。


 もうネタですか?

 こうして、出版申請はできませんでした。

 

 勇者? 勇者はクリック率を見たくて、なろう短編から始めました。

 そこそこいい流れ! じゃあいけるやろ!

 連載をアップし始めました。

 

 ……全く読まれないわけでもないが、読まれるわけでもない。

 そして、おやまは気づいてしまった。


 関係性より外的要因求められる作品書くの、しんどくね?


 バカなんですよね、おやま。

 見切り発車なので、とりあえずやろう! が多すぎる!


 とはいえ、勇者はカクヨムのアース・スターコンテストに出す前提で書いておりました。

 読者様の流れ方を見たくて、アルファのファンタジー大賞にも出してはいます。

 

 だから市場向けを意識しつつ、自分の書き方を捨てなかったわけです。

 おやまが書きたいのは『事件が起きた時に、その人ならどういう選択をするか』

 でも、読者様がファンタジーに求めるのは『この事件をどう解決して、次は何が起こるのか』


 はい、もう需要と供給の不一致。


 だから書いていて結構しんどい。

 書きたいものと期待されているものが違う。


 でも婚約破棄なら、結局は人同士の関係性を書ける。


 もうこの時点でおやまは理解した。

「うん、おやまには男性向け作品無理! もっと人間が書きたい!!」


 そんな時に相互さんから「婚約破棄ものなら、母親視点で政争ストーリーとか興味ある」とコメントをいただきました。


 なるほど、その視点はアリだな。

 ただおやまは鳥なので、政争とかわからん。


 じゃあどうするか……。


 あ! 息子の婚約者、激推し母ちゃんにすればいいやん!!


 こうして『最推しが娘になると思ったのに、アホ息子が婚約破棄を宣言しました。』が生まれたわけです。


 


 実験はまだまだ続く。



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