第1実験 おやまの最推しはいこちゃんです!
みなさんは、白銀が護りし緋の神子をご存知だろうか。
うん。知らないよね。わかっている。
白銀が護りし緋の神子――通称、白銀。
おやまが書いた処女作であり、アイラブユーな最高傑作だ。
世の中の評価は知らんが、おやまの中では最高傑作だ。2度言う。
おやまは白銀が大好きだ。
そして、主人公である相楽 憩ちゃん。
通称、いこちゃんがもう最高級ラブで最推しなのだ。
どれくらい最推しなのかというと、
彼女を綺麗に印刷したいがために最新プリンターに変えるくらい好き。
会社のパスワードにも白銀といこちゃんを入れるくらい好き。重症患者。
スマホの壁紙はいこちゃん。ロック画面もいこちゃん。
スマホケースにもいこちゃん。手帳にもいこちゃん。
パスケースにもいこちゃん。スマートウォッチにもいこちゃん。
おやまの世界はいこちゃんでできている。ラブ。
そんな白銀を、おやまはたくさんの人に知ってほしい。
この際、作品は読まれなくてもいいと思っている。
何故なら、序章である金霞の五星だけで約27万字という物量があるから。
そして何よりも問題なのが、感情同時多発型群像劇(おやま命名)という高速視点移動で書いていることだ。
これはなんぞや? というと、
その瞬間、1番感情が動いた人物に焦点を当てる書き方で、1話内で視点がコロコロ変わる。それはそれは秒で変わる。
おやま命名だから、正式名称とかはわからんのだけど。
なんでそんな書き方したの? というと、
この書き方がズレてることを知らなかったからだ。
おやまには世界がそう見えてるから書いたのだが、なんかおかしいらしい。
小説は読むし、伝記も読む。映画も好きだ。
しかし、漫画やアニメはほぼ知らないので、カメラ移動の仕方がわかっていないのだと思う。
ちなみに金霞の五星は完結している。序章だけれど。
最近、第2帖にあたる銀嶺の秘鑰が開幕したが、休載している。
そして金霞の五星の前日譚にあたる、花笑の箒星も開幕したが、こちらもなんと休載している。
推し作品なのに休載?
そう、休載中なのだ。
白銀をもっと知ってほしい。
でも上記の問題から集客はかなり難しい。
書き方? 絶対に変えたくない。
ならば何か別の集客方法を考えなければ……。
そう、あの日の白ちくわブーストのように——。
『そうだ! テンプレを書こう!』
こうして、おやまはテンプレ作品を書き始めた。
テンプレを全く知らないのに——。
なんの役にも立たない、ただの日記。




