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スピカ  作者: 遠藤 敦子
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 夜の22時台、私から2人に「終バスの時間とか大丈夫?」と聞いてみるも、2人とも楽観的な感じで終バスの時間など全く気にしていなかった。案の定深夜3時にお開きになった際、「家に泊まっていい?」と2人から聞かれる始末。

 私もルームシェアしており、ルームメイトの許可なしに泊めることはできないと断る。が、そのやりとりを見ていた29歳の誠一郎が「泊めてあげなよ」と強く私を責めた。そう言うならあなたが彼女たちを泊めてあげたら、と言うと「いやいや俺ん家に泊めるわけにはいかないでしょ」とのこと。誠一郎は1人暮らしをしているので、女性を泊めるなら私のところに泊まった方がいいのではという言い分だ。

 そもそも舞華も結愛も大学生とはいえ、20歳を過ぎている大人なので、自分たちのミスを誰かに尻拭いさせるのは違うのではと思っていた。結局私が2人を連れて帰る羽目になったのだけれど、案の定玄関先でケイトに「私明日朝早いから無理」と追い返されることに。


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