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勇者、貴方に復讐します。外の巻  作者: 竜胆 華津
略取
24/25

家宅侵入【悪魔】

 彼女の宿はちんまりしていた。だが設備はかなり良い。だから、居心地が良かった。待つのが苦では無い程に。


「なぜいる?」

「待ってたからな」


 宿に帰って来たアンジェ。驚いた顔も可愛い。

 今日は確か王宮の舞踏会に行った筈だ。ここに着くまでの彼女の雰囲気は明るかった。恐らく、収穫が良かったのだろう。楽しそうで何よりだ。


「止めないのか、復讐」


 だが、一応聞く。答えは分かっている。


「止めない」

「そうか・・・」


 一途だな。湧いてくる嫉妬心に任せて口付ける。

 すると・・・


「みぎゃああぁ!」


 ・・・もう少し色気のある悲鳴を上げて欲しかったな、アンジェ。

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