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敵では無い【悪魔】
美味そうに肉に齧り付く少女を見つける。ソウルスライムを早速使っているらしく、彼女の無作法な様子は見咎められない。
彼女がどういう環境で育ったのか、興味が湧いてくる食いっぷりである。だが、肉も本望だろう。あんなに美味そうに食べて貰えているのだから。人間の貴族達はチマチマ食べる上に文句ばかりだ。
「アンジェ」
声を掛ければ、予想通りの表情。
「復讐止める気は?」
「無いです」
問い掛けには素直に答えてくれる。それは、自分を信じているからでは無い。害意が向けられていないからだろう。
今の所、敵では無いと判断したらしい。
ウォル視点三連続。
そして、一回別の視点が入って、またウォル視点になる。




