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保護【騎士】
吸血鬼が消えたという知らせは王宮を震え上がらせた。棺から目覚める日が違っていたのかとも思われたが、間違う筈も無かったのだ。
騎士は早急に棺に向かう事になった。勇者を伴って・・・
不敬だと分かっているが、自分は勇者とそのお供の者達に不信感を抱いている。本当に不敬だと理解しているのだが、感情は理解し切れていないのだろう。
驚いた。吸血鬼の棺を見る野次馬の中にあの子が居た。
勇者達に暴力を振るわれていた彼女を保護する。
家に誘って、食事をして・・・残念だったが見送った。華奢な背中が妹と重なる。
自分は未来など知らない。




