表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/47

大会出場します!

【冬樹の部屋】

秋『主様。予選申し込み出来ます!』

帰ってきた冬樹に、秋の報告。

「え?この前投稿済んだばかりじゃ?」

慌てて冬樹が画面を確認する。

「何だ?この数字」

秋『おそらく、全部コンプリートしようと。

何周かした人達が再生回数上げたのかと』

夏『さらに、コメント欄は。

何故夏と秋のルートがないんだと言ってますわ』

夏の言葉に、コメントをチェックする冬樹。

「ほんとだ。こういうことある?」

秋がチェックを始める。

秋『稀にあるようです』

動画を一通り確認して。

何度も、応募要項に漏れがないか確認し。

三姉妹にも呆れられた頃。

「よし、応募する」

押されるエントリーボタン。

冬樹の動画が次々と審査を通過する。

やがて。

――審査通過。

予選の通知を後日お送りいたします。

お待ちください。

「やった!」

秋『ここからは、予選通過した後のことです。

あと50本。何から始めますか?』

秋の声は、何処までも非情だった。

「とりあえず、このことを報告する」

冬樹もそろそろこの対応には慣れた。

画面の向こうでは、三姉妹が手を振っている。

春『動画バトルに出るよ!』

まずは、春から。

夏『まあ、当然わね』

夏の扇が揺れている。

秋『もちろん、これからが勝負です。

皆さんよろしくお願いします』

秋のお辞儀。

春『次は、夏と秋編楽しみに!』

春の宣言にぎょっとする2人。

夏『まあ、リクエストがあれば?』

夏の扇の揺れが早い。

秋『必要でしょうか?』

秋の小首傾げ。

全員『というわけで、次もお楽しみに』

画面が切れる。

「え?作るのそれ?」

冬樹の中では、春でやり切った感覚だった。

春『え?違うの?』

春はきょとんとしている。

夏『今度は、判定員も楽しそうですわ』

それはハードル、高くないか?

冬樹の背中に冷たい汗。

秋『演歌、何にしましょうか』

秋も何気にノリノリのよう。

「まて、台本作る身になれ」

予選よりも、そっちの方が大変な気がする。

冬樹の予感は多分当たる。


【コメント欄】

頂点:管理者により固定

『三姉妹のことを知りたいなら。

まずは、三姉妹参上!がお勧めだな』


院展

『夏様を知るなら、夏様講座。

夏のモールス講座

夏の扇講座

夏のダンス講座

この後に夏様のダンスを見ることをお勧め』


点々

『秋ちゃんは、歌だな。

あの心に染み入る歌。

ラスト・ステージがいい』


通りすがり

『やっぱり春ちゃんと言えば。

ドラマだと思う。

何周させられたことか。

でも、あの笑顔に癒された』


頂点

『春ちゃんが苦手なもの知ってるか?』


匿名者

『夏さんの台風?』


院展

『じゃあ、夏様の台風とは?』


匿名者

『え?』


院展

『怒りが頂点になると、ツインテがドリルになる』


匿名者

『それ、見たいかも』


通りすがり

『イジメ反対!春ちゃん逃げて』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ