エピソード2 最終回
哲也は珠樹と結婚・・・・・。
自分で警備会社を経営し、珠樹と一緒に異世界を守っている。
そして・・・・・。
青木ヶ原樹海にある場所・・・・・。
一つだけある墓の前で一人の女性が立っていた。
詩音「慎太・・・・。今日から私、中学校の教師をする事になったの。フフ。すごいでしょ?」
墓「・・・・・。」
詩音「あれから半年だね・・・。皆慎太のおかげで平和に暮らしているよ・・・。」
墓「・・・・・。」
詩音「本当は・・・・慎太と一緒に生きたかった・・・・。グス・・・。」
墓「・・・・・・。」
詩音「ごめんね・・・。いつまでも未練たらしく・・・。私の大事な人・・・。慎太がくれた命・・・。大切にするからね・・・・。」
墓「当たり前だろ・・・。大切にしろよ・・・。」
詩音「うん・・・・・・・・え!!」
後ろから声がした。とてもよく知っている声・・・・。
後ろを振り向くと・・・・・・。」
詩音「し、慎太・・・・!」
慎太「詩音・・・・。元気にしてたか?」
詩音「ど、どういう事・・・?!」
慎太「まぁ、話せば長くなるんだけどな・・・。会いたかった・・・。」
いつも聞いてた声・・・。
いつも感じた空間・・・。
いつも思った気持ち・・・。
詩音「慎太ーーーーー!!!!」
詩音は慎太に抱きついた。
あの時、慎太は自分の命を犠牲にして四人を生き返らせた。
そして死んだ・・・・・はずだった。
だが、戦いが終わってから属性達が自分達の命を使って慎太を生き返らせたのだ。
詩音「な、何で半年も・・・・し・・慎太ぁ・・・」
慎太「ごめん。詩音に会う前にそれなりに色々準備しとかなきゃって思ってさ。」
詩音「じ、準備・・・?」
慎太「あぁ・・・。こんな所であれだけど・・・。」
そう言うと慎太は指輪を差し出してきた。
慎太「俺と結婚してくれ。」
詩音「う・・・うぅぅぅぅ。」
突然詩音は泣き出した。
慎太「ど、どうしたんだ?!やっぱ急だったよ・・・な。何かごめん。」
詩音「違う!!私慎太だったらいつでも一緒になりたかった。」
慎太「詩音・・・。」
詩音「もう絶対に離れないって約束して・・・・。」
慎太「あぁ。絶対に離れない・・・。」
それから・・・さらに一年後・・・。
プロポーズの後に慎太と詩音は結婚。詩音は神崎詩音として慎太の妻になった。
慎太は半年の間に属性達がくれた命と能力を使い、国と国を平和に繋げる柱となる仕事をしていた。もちろん、初めて慎太の能力を見る人間は驚いたり恐れたりしたが、慎太の性格に触れ、世界的に人気のある男となった。
その後・・・慎太と詩音との間に長女を授かる。
異世界と現世界を渡れる慎太は、異世界の神として永遠に皆の心に残ったとさ。




