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異世界の神  作者: マジノ
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地獄の城(中)

俺は珠樹さんと二人だけで行く決心をした。

詩音達を痛い目に合わせるのは正直嫌だからだ。


「皆、今から俺と珠樹さんで城へ向かう。スタジアム内に再びゴーレムが出ないとも限らない・・・。だから居て欲しいんだ。」

優奈「でも・・・。」

詩音「・・・。」

貴樹「う~ん。」

明「分かりました。」


貴樹「ん?素直だね。明。」

明「実際、俺達が一緒に行っても戦いの邪魔にしかならないと思うからです。」

貴樹「戦わないかもしれないじゃん。」

珠樹「いえ、おそらく戦う事になるでしょう。」

明「絶対に対立するだろうし、そうなった場合俺達の力じゃ、助けにならないと思んです。」


(明・・・。自分できちんと主張するようになったなぁ。)


「悪い意味で言うわけじゃないけど、ここからは神の能力者以外は行かない方がいいと思う。それに天地の能力を発動してる間は遠慮してたんじゃ幸太郎には絶対に勝てないしな。かと言って、思いっきりやって皆に被害を負わせる可能性もある。」


すると、詩音が喋りだした。


詩音「分かったわ。確かにスタジアムの中にゴーレムが出現するかもしれないし。でも、全員が残るっていうのは賛成できないわ。」

「詩音・・・。」


詩音「私も一緒に連れていって下さい。私の特性は役に立つし、戦いの邪魔にならない様にするから。お願いします。」


「し、詩音・・・。」

珠樹「・・・・・。」

どうやら、珠樹さんは詩音を連れていくのか行かないのか考えてるみたいだ。


珠樹「分かりました。では、詩音は私達と一緒に来てください。」


「珠樹さん!」

珠樹「神崎君が詩音を心配してるのは分かります。大切な人ですものね。」

(そ、そんな事言われたらメッチャ恥ずかしいわ。)


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