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異世界の神  作者: マジノ
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真実と本当

俺はどれくらい意識を失っていたんだろう・・・。

(っていうか、気絶する回数マジ多くね?)


詩音「慎太・・・。」

「詩音・・・。よかった。」

詩音「皆、無事だよ。」

珠樹「神崎君・・・。私達を助ける為に・・・。ごめんなさい。」

「い、いえ。俺は全然気にしてないですよ。皆無事でよかった・・・。」

優奈「後は私に任せて・・・。気力の方も回復するから。」

「え?」

優奈「試練の岩穴の中へ入って変化してないのが私だけな訳ないじゃない。岩穴の中に入ったおかげで、光の能力の力が大幅に強くなったの。今まで傷を治すぐらいだったけど、気力・・・つまり能力に欠かせない精神力も回復できる様になったのよ・・・。」

「す、すげぇ。」

詩音「優奈・・・。お願い。」

優奈「任せて・・・。」


(ブ~ン)


「珠樹さん・・・。」

珠樹「何?」

「皆が意識を失っている時、幸太郎が来たんです。」

珠樹「え!」

「天地の能力を発動していたんで、アイツは俺との衝突を避けましたが、アイツも俺と同等の能力と力を持ってる可能性があります。アイツは天神と地神を知っていた・・・。」

珠樹「そ、そんな事が・・・。」

「もう一度、試練の岩穴の中へ行かせて下さい。天地の能力を完璧に使える様にならないと、正直勝ち目がないです。」

珠樹「か、神崎君・・・。」

「心配してくれてるのは分かります。でも・・・。アイツの目的を聞いた以上何としてもアイツを止めないと・・・。」

珠樹「目的?」

詩音「ちょ、ちょっと待って!私達も知る権利があるわ。天地の能力とか天童君の目的って何?!」

貴樹「気になるねぇ。」

明「そうですよ。俺達仲間ですよね?」

優奈「そうね。」

「み、皆・・・。ありがとう。」


優奈に気力を回復してもらった後、俺達は会議室で話すことにした。


珠樹「皆さん。今日は本当にご苦労様でした。おかげさまでスタジアムの中の人々を守れました。」

貴樹「いえいえ。結局神崎慎太君が一人で頑張ったみたいだしね。」

明「そうですね。」

詩音「それで、天地の能力って?天童君の目的って・・・。」


俺は自分の能力の事・・・。幸太郎の目的を皆に話した。


優奈「ようは、幸太郎を倒さないと世界は一つになってしまい、世界が崩壊しうるってことね。」

珠樹「そうですね。神の能力の各属性を集めて、世界を一つにできるなんて私も知らなかったですけど、そうなれば世界の融合が成功しても人類が絶望的な状況になりますね。」

詩音「慎太・・・。天地の能力って・・・。」

貴樹「こりゃ、俺達ももう一回試練の岩穴に入って強くなるしかないよね。もしかしたら、神の能力を手に入れる事ができるかもしれないし♪」

珠樹「いえ、それはないでしょう・・・。神の能力は特殊です。いうなれば、人間の生命エネルギーと神の能力の属性が一致しないと、神の能力者にはなれません。」

明「ど、どういう事ですか?」

珠樹「ようは、初めから神の能力を持って覚醒した人しか神の能力者にはなれないってことです。」


(ちょっと待てよ?哲也さんは?)

って思ってたら詩音が言い出した。


詩音「哲也さんはどうなんですか?土の能力者だったのに神の能力「金」を使えるようになっていたわ。」

珠樹「それは彼が元々神の能力を持ってたからです。「金」は「土」の進化系です。試練の岩穴に入って覚醒したのでしょう。」

詩音「そ、そうなんですか・・・。」


「とにかく、俺はもう一度試練の岩穴へ向かいます。天地の能力は二つの神の力を得た能力・・・。とても強力だけど、少しの時間しか変化できないなら意味がない・・・。」


珠樹「神崎君・・・。分かったわ。とにかく今日一日ゆっくり休みましょう・・・。」

全員「はい。」


そして俺達は全員部屋へ戻った。





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