恐怖と怒り
(いやはや。全員全開っていうのはいいけど、本当に攻撃が効くんかい・・・)
っと俺は正直思いながらも攻撃を放った。
(ドカーーン!!)
オメガゴーレムに全員の攻撃が直撃した。
「やったか?!」
ゆっくりとオメガゴーレムの姿が見えてきた。
オメガゴーレム「効かぬ。次はこちらの番だ。」
そういうとオメガゴーレムはものすごいスピードで攻撃を仕掛けてきた。
(ドカバキドカ!)
(ドーン!)
オメガゴーレム「レイス・・・。」
オメガゴーレムの周辺に黒い数個の球体が現れた。
それは人数分あった。
そして、一つずつ俺達めがけて飛んできた。
(ドッカーーーン!!!)
その正体は黒い闇の爆弾だった。
それだけじゃない・・・。オメガゴーレムの放った黒い爆弾だ。
いうなれば、原子爆弾が落ちてくるような勢い・・・。
俺達は全員が一瞬でボロボロになってしまった。
(こ、こえぇ。な、何て強さだ・・・。いて。)
周りを見ると、皆気絶している。
神の能力者である珠樹さんでさえ、気絶している。
それは珠樹さんの能力が消えた事を意味していた。
(くそ・・・。み、皆一瞬で・・・。や、やべぇ。)
哲也「神の能力者を捕えろ。」
オメガゴーレム「はい・・・。」
(こ、ここまでか・・・。)
(ん?あれ?)
オメガゴーレムが歩み寄ってくる気配がない。
諦めて目をつぶってた俺はゆっくり目を開けてみた。
すると、オメガゴーレムはそこに立ち止ったままだった。
哲也「どうした?」
オメガゴーレム「すみません。少々力を使ってしまったみたいで・・・。動けません。」
哲也「ふん。充電切れか・・・。仕方ないな。」
(え!もしかして帰ってくれるのか?!ありがたい!)
哲也「腹が減ってるのだな・・・。神の能力者以外ならよい。食べるがいい。」
オメガゴーレム「ありがとうございます。水の能力を使ってた女・・・。アイツを食べよう。食事は女に限る・・・。光の能力者はまずいからな・・・。」
(え・・・)
俺はハッと詩音の方を見た。
オメガゴーレムは詩音の方へゆっくりと歩み寄っている。
(た、食べる???何を言ってるんだ?)
オメガゴーレム「久々だな・・・。女の能力者の肉は・・・。」
(ま、まさか・・・)
俺は嫌な予感がしてたまらなかった。
「し、詩音を食べる気・・・か!」
哲也「ん?ほう。オメガゴーレムの技をくらってもまだ意識があるとはな。さすがは神の能力者だ。」
「し、質問に答えろ・・・!」
哲也「ふん。いいだろう。本来ゴーレムは人を食すのだ。ゴーレムによって好みは違うが、半年に一度は人を食らうのだ。」
「や、やめろ・・・。」
オメガゴーレムが聞くはずもない。
ゆっくりとゆっくりと詩音に近づいていた。
(し、詩音が・・・。)




