オルケーノゴーレム
俺は、風の能力を発動した。
「風神より我に従わん力よ・・・、風列波!」
ゴーレム「グオオオォォ!」
「効いてる!」
優奈「風の能力が効いた・・・。」
詩音「慎太君・・・。」
優奈「詩音、見とれてる場合じゃないでしょ。」
詩音「あ(照)ごめんなさい。」
明「僕達も神崎さんに加勢しましょう。」
俺に続き、三人も一緒に能力を発動した。
ゴーレム「グオォォォ!」
(ドッカーン!)
優奈「やった。」
詩音「うん!」
明「まぁ、こんなものですよ。」
(でも、何だか違和感が・・・)
???「目覚めよ・・・」
「誰だ!」
小さく声が聞こえた。
その方向を見たけど、誰もいなに。気のせいだった?
でも、その瞬間だった。
消滅したゴーレムの地上から黒い光の円の柱となって突然現れた。
すると、どうだろう。
その柱の中から、ゴーレム?が出てきた。
優奈「ど、どういうこと・・・?」
詩音「人?ゴーレム?」
明「新種?!」
ゴーレム「私はオルケーノゴーレム。主により覚醒した者。お前達がただのゴーレムである私を退治してくれたおかげで、覚醒した姿を手にいれることができた。」
俺達は意味が分からずキョトンとしたままだった。
(主?あれは、どう見てもさっきのゴーレムだよな。どうなってるんだ。)
詩音「よく分からないけど、復活したなら、退治するだけよ。」
明「そうですよ。」
そういうと、二人は能力を発動して攻撃を放った。
明「氷装撃!」
詩音「水矢線!」
攻撃はゴーレムに直撃した。
と、思った。
やはりあのゴーレムだ。
能力を跳ね返した。
優奈「やっぱりさっきのゴーレムのようね。」
詩音「ええ。でも、ゴーレムが喋るなんて・・・。」
明「とにかく倒さないと。」
「もう一回皆で・・・。」
俺達は皆でもう一度攻撃を放った。
ゴーレム「効かぬ。」
(ドーーン!)
「グア!」
明「ウアァァ!」
詩音「キャ!」
優奈「くぅぅ!」
俺達は全員吹き飛ばされた。




