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異世界の神  作者: マジノ
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始まり

森の奥深くを歩いていくと、段々と何か違う空間に入った感覚にあった。


詩音「感じる?」

「え?」

俺は何となくだけど、詩音が何を言いたいのかが分かった。

詩音「慎太君も能力を使える様になったんなら、感じるはずだよ?」

「もしかして、この空間?急に重苦しいというか違う世界に入った感じがする。」

詩音「この空間は、私達能力者の為に作られた空間なの。あのゴーレムなんかが入って来れない様に。」

「それで・・・。」


二人で色々話しながら歩いていると、突然森を抜けた。

俺は、正直驚いた。

森を抜けた目の前には街があったからだ。

それに街は街でも都会だ。たくさんの高層ビルが見え、色々な人の声がにぎわい、車の音も聞こえる。


「と、都会?何で?!」

詩音「フフ。これが私達のアジト「スタジアム」よ。」

「スタジアム・・・。い、いや、でもこれはアジトというより普通に都会じゃん!」

詩音「ここは、私達能力者以外に普通の人間も暮らしているの。多分森に入る前の街や他の場所にいた8割ぐらいはこちらにいるわ。」

「は、8割もいるの?!」

詩音「驚いたでしょ?私も連れてこられた時は相当驚いたの。」

「い、いや、でも残りの街の人達は?」

詩音「それは・・・。」


詩音は黙り込んだ。

俺の予想が正しければおそらく・・・。


???「その子が新しい能力者ね?」

俺は、突然後ろからした声に驚き、すぐ振り返り、身構えた。

???「大丈夫よ。私は貴方の敵じゃないわ。」

「だ、誰だ!」

詩音「た、珠樹たまきさん!!」

「へ・・・。」

詩音「慎太君。この人がこちらの世界に来た一番目の能力者よ。アジトの長でもあるの。」

珠樹「初めまして、神崎慎太君。私は、天川珠樹・・・。よろしくね。」

「あ・・・こちらこそ・・・。」


よくよく見ると、俺より年上なのはわかるけど、とても綺麗な人だった。

俺はてっきり男の人がリーダーかと思っていたが、女性がリーダーで何か嬉しかった。まぁ、これも男の習性だな。


珠樹「とりあえず本部へ行きましょう。二人とも回復しないとね。それに、慎太君には色々話さないとダメでしょ?ね?」

「は、はい(照)」

詩音「む。」

(バシ!)

「いて!」

詩音「フン!」


(な、、何で詩音に怒られたんだ?分からん・・・)


珠樹「フフフ。さぁ行きましょう。」


そして、俺はアジトの長である天川珠樹さんに案内されてアジトへ向かった。


珠樹「ここよ。」

「うわぁ。」


着いた場所はとても大きなビルだった。

まるで一流企業の会社の様な。


「こ、ここがアジトなんですか?」

珠樹「ええ。そうよ。このビル全体が私達能力者の建物なの。」

「す、すげぇ。」

珠樹「さぁ、上がりましょう。他の子達も待ってるわ。」

「は、はい。」


中に入ると、高級そうな椅子、ソファー、絵などが並んでいた。

全くと言っていいぐらい高級ホテルっていうか、一流企業っていうか、まぁそんな感じだ。

珠樹さんに聞く所によると、この部屋は30階建てらしく、他の奴達が待っているのは20階の会議室らしい。


(いやいや、全くあれだな。一流企業会社そのものだな。)

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