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ろぐ☆あうと  作者: 奈良都翼
魔術師&恋人たち
9/64

食べたパンの枚数を覚えているのか?

ジョジョネタ!

書かずにはいられないッ!


今回書いたのは奈良都翼ですよ^^

「ところでプレゼントって何だと思う」


 サルたちの言葉を思い出し、疑問が口からこぼれる。


「いけば分かるでしょ?」


 そりゃもっともだ。


「それもそうか」


 ひとまず崖の下へと向かうことにした。




「あの人間急に死んじまって、馬鹿なのか」


「まったくだ」


「おい」


 会話をしてる猿が二匹こちらに視線を移す、おそらく俺の死んだところをどこかで見ていたのだろう。


「どうした化け物を見たような顔して」


「ぎゃああああっ、しゃべったああああっ」


 どこかしらのCMよろしく声を張り上げる2匹、その声に反応するように森の中から次々と猿が出てくる。


「約束どおり戻ったぞ、そのプレゼントとやらを受け取りにな」


 先ほどのタキシードを着た猿にそのことを伝える。


「プレゼント……ああプレゼントね、それは二人の絆さ」


 親指を立て大きな笑顔を作る猿。


「それさえあればこの先どんな困難だって乗り越えていける、まさしく愛」


 あたりから「がんばれ」だの「努力」だの聞こえてくる。そんな俺の嫌いな言葉1位2位は神経を逆撫でした。


「じゃあ、がんばれよ」


「まてよ」


 森の奥に戻ろうとした猿たちを呼び止める。


「なにか用……っ!?」


「があるんだよ」


 タキシードを着た猿の腹と背中が俺の剣で開通した、そして間をおいてから光になって消えていく。


「なっ! なにをするんだァ――――ゆるさんッ!」


 怒っていっせいに飛び掛る猿たち。


「お前らのプライドをずたずたにして腑抜けにしてやるぜ」


 大振りの攻撃を軽く避け、急所に的確に攻撃を叩き込む。喉を切られた猿は少しもだえた後に消えていった。思ったよりもずっと弱い、おそらく装備をしているのはこの防御力のなさを補うためだろう。


「貧弱、貧弱ッ」


 俺は猿が嫌いだ、怖いんじゃない人のように振舞うあの態度に虫酸が走るんだ。


「無駄無駄」


 次々と猿を撃退していく、次第に数が増えているような気がする。次第に攻撃が当たり始めジョジョにHPが減っていく。


「いいぞォ、新しい力がわいてくるいい感触だッ!」


「こいつ、死ぬ気か!」


 すでにHPは半分を下回っていた。さすがに攻撃力だけはあるようだ。鈍い痛みが蓄積していき次第に動きが鈍くなっている。


「猿ども……人間ってのは限界があるよな」


「何のことだ、何を言っているッ」


 HPは一割を切り、俺は攻撃の手を止める。


「俺は人間を超えるぞ! 猿どもッ、俺は人間を超越するッ!」


 剣士のような猿が俺を一突きし最後のHPが消える。




「どうだった」


「攻撃力は高いが、防御力はたいしたことないさ」


 俺は崖の上で一度ログアウトをしておいた。生き返った場所はあの路地裏ではなく崖の上。


「さすが良! 私にできないことを平然とやってのけるッ、そこにシビれる! あこがれるゥ!」


「ひとまずまた行ってくる」


 パーティ申請をすることにより、ある一定の距離ならば経験値が何割か入る、高さは関係ないようであそこで俺が奮闘すれば俺だけではなく夜桜にも経験値が入ると言う仕組みだ。


「これならすぐ15レベまで行くな」


「そうね」


 やつらのプレゼントは絆という最高の狩場だったのだろう、まあ俺以外ではできないが。


「んじゃ、行ってくる」




「父さん……」


「悪くないぞ猿吉……息子の腕で死んでいくと…………いう……のは」


「猿卿――――ッ!!」


「くそこんなんじゃ、無駄死にだ」


「ちがうッ! 無駄死になんかじゃない、あの父親の精神は…………息子の猿吉に立派に受け継がれている! それは彼の強い意志となり、誇りとなり、未来となるだろうぜ!」


「スピード猿……」


「はっ、猿助のだんな崖から離れろ――ッ」


「UREEYYY」


 何か会話をしていたサルの頭わ落下の力も加え一気に跳ねる。


「な……なんだこいつはァ――ッ、生き返っているッ!」


「死なねえ! さっき殺されたと言うのに……おれにはわからねぇ……今何が起こっているのかさっぱりわからねぇ」


「俺はこんなすばらしい力を手に入れたぞ! バグからッ」


「俺はこの瞬間に対する心の準備はしてきたッ、だがやはりどす黒い気分になるぜ、汗がふき出すッ! あの野郎があんなにいい気になってピンピンといきてることによッ!」


 怖気ずく猿たち、いいきみだ。俺たちをからかった罰としてはな。


「ふふっ貴様ら、今までに食べたパンの枚数を覚えてるか?」


「なんのことだ」


「俺は覚えている、0枚だ。だって傷ついたり、腹が減ったら……死ねばいいのだからな」


 その言葉を言い終わると同時に多くのサルが襲い掛かってくる。しかし俺にしてみれば虫けら同然負ける気がしない。


「最高に『ハイ!』ってやつだアアアアアアハハハハハハハハハハ――ッ」




「何回死んだっけな……」


「お疲れ、あらかた片付いたみたいね」


「まあな」


 いくら死んでも、精神的疲労ばかりは回復しないようだ。疲れた。


「それと見てみてよ」


「ん?」


 夜桜がステータス画面を展開する、そこにはすでに18レベルが表示されていた。俺もあわてて開くそこには15と言う数字が書かれていた。


「ってことは」


「そう目標達成」


 晴れて再転職が可能となったわけだ。


「ひとまず町に戻ろう、疲れたし休みたい」


「そうね」


 この経験値を得るために何匹のサルの命を奪ってきたか、俺は覚えていない。ふと思ったが夜桜は11レベになるまでにまで何匹の桃鹿を殺したのだろう、しかし聞いてみる勇気は俺にはないようだ。

あ……ありのまま今起こったことを話すぜ!

俺は普通に書いたと思っていたらいつの間にかジョジョネタだらけになっていた

何を言っているのかわからねーと思うが

俺も何を書いているのか分からなかった……

頭がどうにかなりそうだった……

洗脳だとか刷り込みだとかそんなチャチなもんじゃねえ

もっとおそろしいものの片鱗を味わったぜ……


今回はいろいろあって私が書くことになりました

よろしかったらご感想お願いしいます^^

次回は雷那さんです、よろピクね~

ってことで奈良都翼でした。


「どうやら俺じゃ力不足だったようだぜ!

 改めて出直すとすっか!

 奈良都翼はクールに去るぜ」

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